梅島 (足立区)

東京都足立区の地名、梅島

梅島（うめじま）は、東京都足立区に位置する地名で、現在は梅島一丁目から三丁目までが存在します。住居表示が実施されており、足立区の中央部を南北に走る国道4号線の西側に位置しています。地域は、東京都道318号環状七号線と東武伊勢崎線に囲まれた三角形のエリアです。

広義の梅島

広義の「梅島」という場合は、現在の梅島一丁目から三丁目を含む周辺地域全体を指し、かつての東京府南足立郡梅島村に相当します。旧梅島村は、現在の栗原、島根、一ツ家、平野、中央本町、西新井栄町、梅田の一部を含んでいました。

隣接地域としては、北に島根と栗原、東に中央本町、南に梅田、西に西新井栄町があります。

地名の由来

梅島の地名は、1889年（明治22年）の町村合併に由来します。当時、梅田村、島根村、小右衛門新田、栗原村が合併し、それぞれの村から一文字ずつ取って「梅島村」が誕生しました。その後、1945年（昭和20年）と1947年（昭和22年）の二度の区画整理を経て、梅島町が成立しました。

地価

梅島の住宅地の地価は、2025年（令和7年）1月1日の公示地価によると、梅島1-19-9の地点で41万6000円/m2となっています。

人口と世帯数

2025年（令和7年）1月1日現在（足立区発表）のデータによると、梅島の人口と世帯数は以下の通りです。
※具体的な数値は省略

国勢調査による人口と世帯数の推移も記録されています。

学区

足立区立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです（2023年4月時点）。足立区では学校選択制度が導入されており、区内全域から学校を選択できます。ただし、小学校については、2018年（平成30年）度から学区域または学区域に隣接する学校のみが選択可能となっています。
※具体的な学区は省略

事業所

2021年（令和3年）の経済センサス調査によると、梅島における事業所数と従業員数は以下の通りです。
※具体的な数値は省略

経済センサスによる事業所数と従業員数の推移も記録されています。

交通

鉄道

東武鉄道
東武伊勢崎線：梅島駅、西新井駅

道路

国道4号（日光街道）
東京都道318号環状七号線（環七通り）
旧日光街道

施設

梅島住区センター
足立区立梅島第一小学校
足立区立第四中学校
足立区立第九中学校
足立消防署
足立梅島郵便局
イオン西新井店

史跡

小右衛門稲荷神社
富士塚遺物
裾引稲荷伝説
槐戸地地蔵尊
梅島天満宮

歴史

1889年5月1日：梅田村、島根村、小右衛門新田、栗原村が合併し、梅島村が誕生。
1928年10月1日：梅島村が町制を施行し、南足立郡梅島町となる。
1932年10月1日：足立区成立に伴い、旧梅島町の区域は梅田町、島根町、小右衛門町、栗原町となり、行政地名としての梅島は一旦消滅。
1945年3月10日：千住栄町、島根町、千住弥生町、梅田町の一部をもって梅島町が設置される。
1965年1月1日：梅島町の一部に住居表示が実施され、梅田七・八丁目の一部となる。
1966年4月1日：梅島町の残存地域と千住栄町の全域、小右衛門町、島根町、栗原町、梅田町の一部に住居表示が実施され、梅島一〜三丁目が設置される。

その他

郵便番号：121-0816（集配局：足立北郵便局）

関連項目

* ビートたけし：島根出身であり、梅島第一小学校など現在梅島地内に属する施設を利用していた。

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