極東より愛を込めて

極東より愛を込めて



「極東より愛を込めて」は、日本のロックバンドBUCK-TICKによる楽曲で、彼らの19作目のシングルとして2002年2月20日にBMG JAPANからリリースされました。このシングルは、前作「21st Cherry Boy」からわずか3ヶ月後に発表されたもので、バンドの歴史において重要な位置づけを持つ作品です。

シングルのジャケットデザインを手掛けたのはサカグチケンで、開くと歌詞が書かれています。さらに、デビュー当時の5人が並んだ配置により、古参ファンにとっては懐かしさを感じさせるものでした。この配置には、立っている今井寿、地面に座ったヤガミトール、膝をついた櫻井敦司、同じく座る樋口豊、そして再び立っている星野英彦の姿が収められています。特にこのデザインは、アニバーサリーイヤーに新たなバージョンが撮影されることになったため、特別な意味を持つことでしょう。驚くべきことに、デビュー15周年を迎えながらも、その節目を強調することはせず、シングルの内容そのものに焦点を当てています。

収録曲



本シングルには以下の楽曲が収められています。

1. 極東より愛を込めて (4:32)
- 作詞：櫻井敦司、作曲：今井寿、編曲：BUCK-TICK
本曲のミュージック・ビデオは、山奥の採石場で撮影され、監督は林氏が担当しました。各メンバーは白の衣装を身にまとい、屋外での一発撮りに挑みました。映像の中では、背景の大きな壁が燃えており、曲の終わりに合わせて火の勢いが弱まります。樋口豊は他のメンバーよりも後方に位置していたため、火に近く、非常に暑い思いをしたと語っています。撮影中は寒さが厳しかったものの、火が点けられると急激に熱くなったとのことです。

2. 王国 Kingdom come -moon set- (5:16)
- 作詞：櫻井敦司、作曲：今井寿、編曲：BUCK-TICK

3. 女神 Designed by oval (4:19)
- 作詞：櫻井敦司、作曲：星野英彦、編曲：BUCK-TICK

参加ミュージシャン




サポートミュージシャン



  • - 横山和俊 - マニピュレート、キーボード、ノイズ

収録アルバム




「極東より愛を込めて」は、BUCK-TICKの音楽だけでなく、彼らのアイデンティティや過去をも感じさせる貴重な作品であり、多くのファンにとって特別なシングルとして記憶されています。

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