極道ステーキ

『極道ステーキ』は、工藤かずや原作、土山しげる作画による日本の漫画作品です。リイド社発行の『リイドコミック』にて連載され、単行本は全21巻、ワイド版は全8巻で刊行されました。

タイトルの「ステーキ」の意味について、原作漫画では明確な説明がないまま物語が完結しています。しかし、Vシネマ版では独自の解釈が加えられ、「極道はステーキの脂身のようなもの、邪魔者扱いされているが本当は大切なものである」という台詞が登場します。

概要

物語は、一千億円の資産を持つ関馬財閥の御曹司、関馬秀次を主人公に展開されます。彼は父親の跡を継ぐことを宿命付けられていましたが、それを超える存在になるべく、大学卒業と同時に自らヤクザの世界に飛び込んでいきます。単行本には、『暴力社会でのし上がれ』というキャッチフレーズが掲げられていました。

オリジナルビデオ

1991年から1992年にかけて、東映Vシネマで3作品が製作・発売されました。主演は清水宏次朗が務めています。
シリーズ第1作『極道ステーキ』は、アクション監督・殺陣師として知られる高瀬将嗣の映画監督デビュー作でもあります。

キャスト

関馬秀次：清水宏次朗
矢崎竜三：間寛平
片桐：布川敏和
キラー・カン
高田浩吉
坂上忍
山口由子
新井康弘
菅田俊
渡辺哲（第2作）
内田勝正（第3作）
志賀勝（第3作）
外人チンピラ：松田勝（第3作）
[地井武男]
[森次晃嗣]
[ライオネス飛鳥]
[名和宏]
[佐倉しおり]
[コント山口君と竹田君]

スタッフ

監督：高瀬将嗣
脚本：児玉宜久
撮影：宗田喜久松
音楽：小川哲夫（第1作・第2作）、茂村泰彦（第3作）
制作協力：サム・エンタープライズ
製作：東映ビデオ

VHS

2024年現在、DVD化はされていません。

極道ステーキ（1991年6月28日、製作：東映ビデオ / 発売：東映）
極道ステーキⅡ（1992年2月25日、製作：東映ビデオ / 発売：東映）
極道ステーキⅢ（1992年11月25日、製作：東映ビデオ / 発売：東映）

外部リンク

オリジナルビデオ 極道ステーキ（1991） - allcinema
オリジナルビデオ 極道ステーキII（1992） - allcinema
* オリジナルビデオ 極道ステーキIII（1992） - allcinema

もう一度検索