楽天損害保険

楽天損害保険株式会社について

楽天損害保険株式会社（Rakuten General Insurance Co., Ltd.）は、東京都に本社を構える日本の損害保険会社です。楽天グループの傘下であり、楽天カード株式会社傘下の中間持株会社である楽天インシュアランスホールディングスの完全子会社として運営されています。

概要

楽天損害保険は、1951年2月に野村證券、東京生命保険、大和銀行（現・りそな銀行）、第一銀行（現・みずほ銀行）などの主要企業と財界人によって設立されました。設立時の資本金は5,000万円で、同年3月17日に火災保険、海上保険、運送保険の事業免許を取得し、朝日火災海上保険株式会社として営業を開始しました。

長らく野村グループの一員として事業を続けてきましたが、2018年1月に楽天が株式公開買付け（TOB）によって朝日火災を買収することを発表しました。同年3月には、楽天がTOBを通じて株式の99.3%を取得し、朝日火災は楽天の連結子会社となりました。その後、2018年7月に社名を楽天損害保険株式会社に変更し、楽天インシュアランスホールディングスの完全子会社となりました。

沿革

楽天損害保険の主な沿革は以下の通りです。

1951年2月28日：日本工業倶楽部で創立総会を開催。本社を丸ノ内野村ビルディング6階に設置。
1951年3月17日：朝日火災海上保険株式会社として営業開始。
1952年3月：本社を千代田区神田鍛冶町2-10の上野ビルへ移転。
1965年2月：興亜火災海上保険（現・損害保険ジャパン）から鉄道保険部門の業務を引き継ぎ、国鉄（現・JRグループ）の関連団体である鉄道弘済会の営業地盤を譲受。
2006年6月：本社を千代田区神田美土代町7の住友不動産神田ビルへ移転。
2011年5月：野村ホールディングスの連結子会社となる。
2018年3月30日：楽天による株式公開買付けにより、楽天の子会社となる。
2018年7月：社名を楽天損害保険株式会社に変更。楽天インシュアランスホールディングス株式会社の完全子会社となる。
2020年2月5日：本社を新宿イーストサイドスクエアに移転。
2022年8月15日：本社を東京都港区南青山二丁目6番21号の楽天クリムゾンハウス青山に移転。

現在の状況

楽天損害保険は、楽天グループの一員として、デジタル技術を活用した革新的な保険サービスの提供を目指しています。顧客中心のサービスを追求し、多様なニーズに対応した商品開発を進めています。

まとめ

楽天損害保険は、長い歴史を持つ損害保険会社であり、変遷を経て現在の楽天グループの一員となりました。今後も、その強固な基盤と楽天グループのシナジーを活かし、更なる成長とサービスの向上を目指していくことが期待されます。

外部リンク

* 楽天損害保険株式会社

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