榊原章二

榊原章二

榊原章二（さかきばら しょうじ、1926年1月2日 - 2008年4月28日）は、日本の囲碁棋士。愛知県豊橋市出身。村島誼紀名誉九段門下、日本棋院所属、九段。

経歴

1926年（大正15年）1月2日、愛知県豊橋市に生まれる。

囲碁棋士を目指し、1936年に福田正義に入門。翌1937年には村島誼紀に入門し、本格的な指導を受ける。

1944年、念願の入段を果たす。

1946年、青年棋士の研究機関である「敲玉会」に参加し、棋力向上に励む。同年、大手合後期第二部で優勝し、三段に昇段。

その後も順調に昇段を重ね、1955年に五段、1956年には大手合第一部で優勝し、六段となる。

1961年、首相杯戦で準優勝。

1963年、首相杯戦で優勝を果たす。

1964年、第4期旧名人リーグ入り。同年、首相杯戦で準優勝。

1965年、第21期本因坊リーグ入り。

1972年、九段に昇段。

1973年、第28期本因坊リーグ入り。

1975年、第30期本因坊リーグ入り。同年、オーストリア、ソ連へ囲碁指導に赴き、国際的な普及にも貢献。

1996年、長年の囲碁界への貢献が認められ、大倉喜七郎賞を受賞。

1999年4月、引退。

門下には、片岡聡、土井誠、大垣雄作、小山竜吾などがいる。

著書

• - 『秀哉 日本囲碁大系 第18巻』（解説） 1977年
• - 『現代囲碁大系〈第29巻〉曲励起・加納嘉徳・榊原章二・加田克司』 1981年
• - 『碁敵に勝つ秘訣〈8〉初段の壁を破る法 (日本棋院ライブラリー)』 2001年

参考文献

• - 『囲碁年鑑』日本棋院
• - 坂田栄男『囲碁百年 3 実力主義の時代』平凡社 1969年

外部リンク

• - 日本棋院「榊原章二」

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