樹里咲穂

樹里 咲穂のプロフィールとキャリア

樹里 咲穂（じゅり さきほ）は、1971年10月28日に生まれた日本の女優であり、元宝塚歌劇団専科の男役スターです。身長は170cmで、彼女には大阪府箕面市の出身という背景があります。仁川学院高等学校を卒業後、1988年に宝塚音楽学校に入学。1990年には宝塚歌劇団に入団し、76期生として活躍を始めました。初舞台は『ベルサイユのばら』で、翌年には月組に配属されました。

初期の活動

宝塚時代には、彼女は数多くの作品に出演しました。月組時代の彼女のデビューは1992年の新人公演『珈琲カルナバル』から始まり、1994年のロンドン公演にも選抜メンバーとして参加。この中での彼女の才能が際立ち、中堅スター候補として期待されていました。また、1995年には『ミー・アンド・マイガール』の新人公演で、初めて女役を演じ、彼女の演技力が評価されました。

転機と専科への移籍

1998年に宙組に移籍した樹里は、再び女役のアニタを演じるなど、その幅広い役柄に挑戦しました。その後、2000年に新専科制度が発足し、彼女は専科に移籍。以降の活動でも、彼女は各組の公演に特別出演しつつ、帝国劇場でのジャニーズの『SHOCK』やミュージカル『シンデレラ』など外部作品にも出演し、非常に多才な舞台人としての地位を確立しました。

退団と女優業

樹里は2005年9月23日に花組日生劇場公演『Ernest in Love』の千秋楽をもって退団し、その後は女優として活動を続けることになります。宝塚での最後の公演となった『マラケシュ・紅の墓標』からの転身は、彼女に新たな挑戦の場を与えました。退団後、CSの宝塚歌劇専門チャンネルTAKARAZUKA SKY STAGEでの番組司会やWOWOWでのナレーションなど、多くのメディアでの人気も博しました。

主な舞台作品

樹里のキャリアの中では、多数の舞台制作がありましたが、その中でもいくつかの代表的な作品として、以下が挙げられます：

• - 『エリザベート』におけるルドルフ役
• - ブロードウェイミュージカル『ファントム』でのカルロッタ役
• - 『キューティ・ブロンド』でのポーレット役

また、テレビやライブパフォーマンスでも活躍し、多角的な才能を発揮してきました。特に、彼女の司会するトーク番組は人気を集め、大変好評でした。

最近の活動

近年では、『ミュージカル『レ・ミゼラブル』』でのマダム・テナルディエ役など、確固たるキャリアを築いています。2023年には『ジェーン・エア』に出演し、舞台女優としての新たな地平を開くなど、活躍は現在も続いています。樹里咲穂は多才な舞台人であり、多くの作品を通じて観る人々に深い感動を与え続けています。さらに、今後の新作や公演にも期待が寄せられ、その活動を楽しみにするファンも多いことでしょう。

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