橋場健

橋場健（はしば けん）氏は、昭和41年11月13日生まれの日本の外交官です。東京都出身で、東京大学法学部第二類を平成3年3月に卒業後、同年4月に外務省に入省しました。

橋場氏の経歴

橋場氏は、外務省入省後、様々な部署で経験を積んでいます。

初期のキャリア:
平成10年5月には総合外交政策局科学原子力課に配属され、同年7月には同課の課長補佐に就任しました。
平成12年9月からは内閣事務官として内閣官房内閣安全保障・危機管理室に勤務し、総理府事務官、大臣官房安全保障・危機管理室参事官補も兼務しました。
平成13年1月には内閣官房副長官補付に異動しています。
中南米との関わり:
平成14年8月には外務省中南米局中南米第一課首席事務官となり、中南米地域との関わりを深めました。
平成27年6月には中南米局中米カリブ課長に就任しています。
要職を歴任:
平成15年9月には大臣官房外務副大臣秘書官事務取扱、平成16年9月には領事局政策課首席事務官を務めました。
平成18年8月からは在イタリア日本国大使館に一等書記官として赴任し、平成20年7月には同大使館参事官に昇進しました。
平成21年7月には大臣官房総務課監察査察室長に就任。
平成23年8月には大臣官房兼内閣事務官として内閣官房内閣参事官（内閣情報調査室）に就任し、内閣情報分野にも携わりました。
平成25年12月には内閣官房特定秘密保護法施行準備室参事官、平成26年2月には国際協力局地球規模課題総括課専門機関室長、同年7月には国際情報統括官付国際情報官（第一国際情報官室担当）を歴任しました。
安全保障・危機管理分野:
内閣官房では、内閣安全保障・危機管理室、内閣官房副長官補付、内閣官房拉致問題対策本部事務局政策企画室長などを歴任し、安全保障や危機管理に関する重要な役割を担いました。

在外公館での活動:
令和3年3月には在リオデジャネイロ日本国総領事館総領事に就任し、在外公館の長として活躍しました。

スポーツ庁へ:
令和5年11月にはスポーツ庁審議官に就任し、現在に至ります。

その他の活動

平成30年1月には、公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所主任研究員に就任し、研究活動にも従事しました。

同期入省者

橋場氏と同期入省の外交官には、以下のような方々がいます。

有馬裕（23年北米局長、22年南部アジア部長、21年大臣官房審議官（大使））
石月英雄（24年国際協力局長）
内田浩行（22年ストラスブール総領事）
大鶴哲也（22年内閣総理大臣[[秘書官]]）
小川秀俊（23年コンゴ民主共和国大使）
北川克郎（24年欧州局長）
河邉賢裕（23年総合外交政策局長、22年北米局長、21年在米国大使館公使）
島田丈裕（24年在米国大使館公使、22年儀典長、21年大臣官房総括担当審議官兼公文書監理官）
髙橋良明（24年バンクーバー総領事）
松永健（23年トロント総領事）
御巫智洋（24年次席国連大使、22年国際法局長）
實生泰介（22年大臣官房審議官（アジア大洋州局、アジア大洋州局南部アジア部担当担当））
* 毛利忠敦（24年ウラジオストク総領事）


橋場氏は、長年にわたり外交官として活躍し、国際情勢や安全保障、そしてスポーツ振興にも貢献している人物です。

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