檀野芽紅

檀野 芽紅

檀野 芽紅（だんの めぐ）は、2001年3月7日に大阪府で生まれた日本の女子柔道選手である。階級は63kg級。身長は159cm、血液型はO型。組み手は左組みで、得意技として袖釣込腰を挙げる。

経歴

柔道は5歳の頃、地元の弥刀少年柔道クラブで始めた。中学は広陵中学に進み、その後、柔道強豪校である星翔高校で研鑽を積む。高校3年次には、全国高等学校総合体育大会（インターハイ）の女子63kg級で頂点に立ち、その実力を全国に示した。

2019年、龍谷大学に進学。大学1年時（2019年）には、モンゴルのウランバートルで開催されたアジアジュニア選手権で優勝し、国際舞台でも才能の片鱗を見せた。大学生活を通じてさらに力をつけ、大学4年次（2022年）には、全国大学柔道優勝大会と全日本学生柔道体重別団体優勝大会で、チームの一員として準優勝に貢献するなど、団体戦でも重要な役割を担った。

大学卒業後の2023年からは、実業団の強豪、コマツ柔道部に所属。社会人選手として新たなスタートを切る。実業団個人選手権では、移籍初年度の2023年に3位入賞を果たすと、翌2024年も連続で3位となり、安定した成績を残した。また、講道館杯に代わって開催された2024年の全日本シニア柔道体重別選手権大会では、並み居る実力者を抑えて初めて優勝を飾る。同年の講道館杯全日本柔道体重別選手権大会では決勝まで勝ち進むも、同じく台頭する嘉重春樺（ブイ・テクノロジー）に敗れ惜しくも2位となった。続く国際大会、柔道グランドスラム・東京でも再び嘉重と決勝で対戦するが、反則負けを喫し連敗、地元開催のGSでも準優勝に終わった。国際大会での経験を積み、2025年の柔道グランドスラム・パリでは、準決勝で地元フランスの強豪マノン・ドゥクテルに敗れたものの、5位入賞を果たした。また、2025年の全日本実業柔道団体対抗大会ではチームの準優勝に貢献している。

IJF世界ランキングでは、2025年6月3日現在で700ポイントを獲得し、57位にランクされている。

主な戦績

2018年 - インターハイ 優勝
2019年 - アジアジュニア 優勝
2021年 - 優勝大会 3位
2022年 - 優勝大会 2位
2022年 - 体重別団体 2位
2023年 - 実業個人選手権 3位
2024年 - 全日本シニア体重別選手権大会 優勝
2024年 - 実業個人選手権 3位
2024年 - 講道館杯 2位
2024年 - グランドスラム・東京 2位
2025年 - グランドスラム・パリ 5位
2025年 - 全日本実業柔道団体対抗大会 2位

外部リンク

* 檀野芽紅 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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