正津川駅

正津川駅（しょうづかわえき）は、青森県下北郡大畑町（現むつ市大畑町）に位置していた下北交通大畑線の廃駅です。大畑線の廃止に伴い、2001年（平成13年）4月1日にその役割を終えました。

歴史

正津川駅は、1939年（昭和14年）12月6日に開業しました。開業当初は貨物の取り扱いも行っていましたが、1958年（昭和33年）10月20日に貨物取扱は廃止されました。その後、1961年（昭和36年）2月26日には無人化されています。

1985年（昭和60年）7月1日、大畑線の運営が国鉄から下北交通へ転換されたことに伴い、下北交通の駅となりました。しかし、2001年（平成13年）4月1日に大畑線が全線廃止となり、正津川駅も同時に廃駅となりました。

駅構造

かつては交換設備を有し、貨物を取り扱っていた正津川駅ですが、廃止時には単式ホーム1面1線のみを有する駅でした。

駅周辺

駅の周辺には、以下の施設がありました。

正津川郵便局
むつ市立正津川小学校

これらの施設は、駅が地域の交通拠点としての役割を担っていた頃から、地域住民の生活を支えてきました。

現況

廃止後、駅のホーム跡がわずかに残っている程度ですが、駅に接続していた青森県道277号正津川停車場線は、現在も認定解除されずに存続しています。これは、かつて駅が存在した名残を今に伝えるものと言えるでしょう。

隣の駅

下北交通

大畑線

川代駅 - 正津川駅 - 大畑駅

正津川駅は、短い間でしたが地域の足として活躍しました。廃止後も、その痕跡はわずかに残り、かつての姿を偲ぶことができます。

関連項目

日本の鉄道駅一覧
廃駅

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