武蔵野 (食品製造)

株式会社武蔵野：中食産業を牽引するリーディングカンパニー

株式会社武蔵野は、埼玉県朝霞市に本社を構える、中食（なかしょく）分野におけるリーディングカンパニーです。武蔵野ホールディングス傘下として、セブン-イレブン・ジャパン向けに、お弁当、おにぎり、調理パン、チルド麺といった多様な食品を製造し、全国の消費者に「おいしさ」と「便利さ」を提供しています。

事業概要：日々の食を支える大規模な製造体制

武蔵野は、全国15ヶ所に工場を展開し、1日に約400万食もの製品を製造・供給する、巨大な生産能力を誇ります。かつてはパン粉製造から事業を開始し、パン製造を経て山崎製パンへの納入を行っていましたが、その後セブン-イレブンへと納入先をシフトしました。現在では、コンビニエンスストアで販売される多様な食品を手がけると共に、レジャー施設の運営も行っています。

沿革：変化を恐れず成長を続ける企業

1969年：株式会社武蔵野フーズとして設立。
1971年：ムサシノ食品株式会社を設立。
1976年：福岡市に株式会社チロル（現・株式会社武蔵野 福岡工場）を設立。
1977年：株式会社武蔵野商事（現・武蔵野フーズ）を設立。
1981年：福島県郡山市に株式会社サンフーズ（現・当社福島工場）を設立。
1986年：静岡県にカムス株式会社（現・株式会社武蔵野 静岡工場）設立。
1987年：回転寿司「むさし野」の店舗展開を開始。
1989年：株式会社コヤマ・フーズと業務提携し、麺類分野に進出。
1990年：ヤマタカ食品工業株式会社を傘下に収め、漬物分野に進出。
1991年：九州の瀬高冷凍麺工場を傘下に収め、冷凍麺分野に進出。
1992年：CI導入。株式会社武蔵野へ社名変更。
1993年：所沢物流センター開設。
1994年：朝霞市に大型総合工場完成。
1995年：株式会社武蔵野東日本、株式会社武蔵野東海及び株式会社武蔵野西日本と合併。
1997年：神戸市に新工場開設。関西地区展開を開始。
1999年：台湾に合弁会社「統一武蔵野股份有限公司」を設立。
2000年：横浜新工場竣工。コヤマ・フーズを吸収合併。
2002年：千葉県八千代市に千葉新工場竣工。武蔵野フーズがムサシノ食品を合併。
2004年：大阪工場開設。
2005年：武蔵野フーズカムス第2工場竣工。
2012年：京都府八幡市に工場開設。
2022年：おおた渡良瀬産業団地に、冷凍食品製造工場、群馬フローズンファクトリーを開設。

武蔵野は、1969年の設立以来、時代の変化に合わせて事業領域を拡大し、常に新しい挑戦を続けてきました。食品製造の分野においては、パン粉製造から始まり、お弁当、おにぎり、麺類、冷凍食品、漬物など、多様な製品を手がけるようになりました。また、海外展開やレジャー施設の運営など、多角的な事業展開も行っています。

事業所：全国に広がる生産拠点

武蔵野は、全国各地に事業所を展開し、地域に根ざした食品製造を行っています。主な事業所は以下の通りです。

埼玉工場
武蔵野グループR&Dセンター
朝霞工場
千葉工場
神奈川工場
横浜工場
静岡工場
東海工場
福岡工場
栃木第一、第二工場
群馬工場
福島工場
仙台工場
神戸工場
埼玉麺工場
大阪工場
京都工場
株式会社武蔵野フーズ本社
カムス第1工場
カムス第2工場
カムス神戸工場
三芳工場
東京麺工場
福岡麺工場
ムサシノ食品部所沢工場
カムス第3工場

関連会社・吸収企業：グループ全体の強化

武蔵野は、関連会社との連携や企業の吸収合併を通じて、グループ全体の強化を図っています。

武蔵野フーズ
武蔵野ロジスティクス
株式会社アンコーポレーション（吸収合併）
株式会社コヤマ・フーズ（吸収合併）

株式会社武蔵野が目指す未来

株式会社武蔵野は、これからも変化を恐れず、常に新しい価値を創造し続けることで、中食産業の発展に貢献していくことを目指しています。安全・安心でおいしい食品を提供することはもちろん、環境に配慮した持続可能な社会の実現にも貢献していく企業として、社会からの期待に応えていきます。

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