母と呼ばれて

母と呼ばれて

『母と呼ばれて』は、1984年1月4日から3月30日まで、東海テレビ制作・フジテレビ系列で放送された昼ドラマです。

概要

物語は、東京に住む門脇夫妻と、愛媛県松山市のゴゴ島に住む松永夫妻の二組の夫婦を中心に展開します。門脇夫妻の次男・未来と、松永夫妻の長男・日出夫は、新生児の頃に松山の産院でのミスによって取り違えられていました。この事実が発覚したことで、それぞれの家族は大きな苦悩を抱えることになります。

あらすじ

門脇夫妻は、ある日、次男の未来が学校で行った血液検査の結果から、自分たちからは生まれるはずのない血液型であることを知ります。不審に思った夫の一夫が調べを進めていくうちに、ゴゴ島に住む松永夫妻の長男・日出夫こそが、実の子ではないかという疑念を抱くようになります。

両家族がそれぞれ血液検査を行った結果、案の定、子供の取り違えが判明します。苦悩の末、両家族は未来と日出夫を交換することを決意します。未来はゴゴ島で、日出夫は東京で新たな生活を始めますが、二人とも元の生活を恋しがり、家族を困らせてしまいます。両家の親は、子供たちの気持ちを尊重し、再び子供たちを交換することを決意します。

物語は、子供たちの取り違えという衝撃的な出来事をきっかけに、家族とは何か、親子の愛情とは何かを深く問いかけます。子供たちの心の変化や、親たちの葛藤を通して、家族の絆の大切さを描いています。

キャスト

門脇一夫：河原崎長一郎
門脇望：塚本正雄
門脇未来：代田鑑之（交換後：松永未来、再交換後も松永未来）
藤田弓子
松永（旧姓:賀原）大山のぶ代
松永日出夫：伊勢将人（交換後：門脇日出夫、再交換後も門脇日出夫）
左とん平
賀原夏子
西川ひかる
阿部寿美子
藤江リカ
加藤和夫
木村有里
坂上亜樹
小栗一也
早川雄三
宮沢元

スタッフ

演出：平松敏男、竹内正男、加藤宗弘
脚本：須川栄三

外部リンク

母と呼ばれて - テレビドラマデータベース

『母と呼ばれて』は、子供の取り違えというショッキングな出来事を通して、家族のあり方を問いかけるドラマです。登場人物たちの複雑な心情や、人間関係の変化を丁寧に描き、視聴者に深い感動と共感を呼び起こしました。

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