比内町大葛

比内町大葛（ひないまちおおくぞ）

比内町大葛は、秋田県大館市の南端に位置する地域です。かつては北秋田郡に属する大葛村として独立していました。2017年8月末現在の人口は552人、郵便番号は018-5851です。

地理

大館市の南端、犀川の上流域に位置し、北は比内町中野・比内町独鈷・十二所、東は鹿角市尾去沢・八幡平、南は北秋田市森吉、西は同市七日市と隣接しています。地域を横断するように秋田県道22号比内大葛鹿角線が犀川・金山川に沿って走り、秋田県道309号比内森吉線が南へ分岐しています。

主な山岳:

早稲山
竜ヶ森
小倉山
姥ヶ嶽

主な河川:

犀川
金山川

歴史

大葛の歴史は、大葛鉱山の発見に大きく影響を受けています。

1521年（大永元年）：大葛鉱山が発見され、地域の発展の礎となりました。
1889年（明治22年）4月1日：町村制の施行により、大葛村として自治体を形成しました。
1955年（昭和30年）3月31日：扇田町・東館村・西館村と合併し、比内町が発足。これに伴い、大葛村は廃止されました。
1975年（昭和50年）12月：長きにわたり地域を支えた大葛鉱山が閉山しました。
2005年（平成17年）6月20日：比内町が大館市に編入され、現在に至ります。

大葛村歴代村長

荒谷桂吉
荒谷鉱太
荒谷夷一

交通

秋田県道22号比内大葛鹿角線
秋田県道309号比内森吉線

主要施設

大葛郵便局

名所・旧跡・観光スポット

大葛温泉: 豊かな自然に囲まれた温泉地で、訪れる人々の心と体を癒します。
大葛金山ふるさと館: 大葛鉱山の歴史や資料を展示公開しており、鉱山で栄えた往時の様子を知ることができます。

比内町大葛は、鉱山の歴史と豊かな自然が織りなす魅力的な地域です。かつての賑わいを偲びながら、温泉や資料館でゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

参考文献

角川日本地名大辞典 5 秋田県

関連項目

秋田県の廃止市町村一覧

外部リンク

大館市役所

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