気仙沼市立病院

気仙沼市立病院

気仙沼市立病院は、宮城県気仙沼市にある公立病院です。その歴史は古く、1880年に県立宮城病院の気仙沼分局として開設されたことに始まります。その後、幾多の変遷を経て、現在の気仙沼市立病院となりました。地域医療の中核を担う病院として、市民の健康を支える重要な役割を果たしています。

沿革

1880年（明治13年）5月21日：県立宮城病院（現在の東北大学病院）の気仙沼分局として、本吉郡気仙沼村に開設されました。
1884年（明治17年）10月：県立宮城病院の廃止に伴い、本吉郡立気仙沼病院と改称しました。
1899年（明治32年）3月：気仙沼町外七ヶ村病院組合立病院となり、一部事務組合方式での運営となりました。
1932年（昭和7年）11月：気仙沼町河原田へ新築移転しました。
1964年（昭和39年）5月：気仙沼市田中へ新築移転し、公立気仙沼総合病院と改称しました。
1997年（平成9年）3月：宮城県災害拠点病院（地域災害医療センター）に指定されました。
2004年（平成16年）3月：宮城県地域周産期母子医療センターに指定されました。
2006年（平成18年）3月：気仙沼市と本吉郡唐桑町の合併に伴い、気仙沼市立病院（現在の名称）と改称しました。
2017年（平成29年）10月29日：気仙沼市赤岩杉ノ沢に新築移転し、11月2日より外来診療を開始しました。

診療科

気仙沼市立病院では、以下の診療科で幅広い医療を提供しています。

内科
消化器内科
心療内科
呼吸器内科
循環器内科
小児科
外科
整形外科
脳神経外科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
リハビリテーション科
放射線科
歯科口腔外科

診療協働部門

各診療科をサポートするため、以下の部門が連携して医療を提供しています。

看護部
薬剤科
栄養管理室
中央検査科

医療機関の指定等

気仙沼市立病院は、以下の医療機関としての指定を受けています。

保険医療機関
救急告示医療機関
労災保険指定医療機関
指定自立支援医療機関（更生医療・育成医療・精神通院医療）
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
戦傷病者特別援護法指定医療機関
原子爆弾被害者医療指定医療機関
第二種感染症指定医療機関
母体保護法指定医の配置されている医療機関
災害拠点病院
臨床研修指定病院
地域周産期母子医療センター

これらの指定は、病院が地域の医療ニーズに応えるために重要な役割を果たしていることを示しています。

アクセス

気仙沼市立病院へのアクセスは以下の通りです。

東日本旅客鉄道（JR東日本）気仙沼線BRT・気仙沼市立病院駅下車
ミヤコーバス「気仙沼市立病院」下車
JR気仙沼駅よりタクシーで約10分（国道45号線経由）
JR不動の沢駅よりタクシーで約8分
JR松岩駅よりタクシーで約9分

公共交通機関の利用が便利ですが、タクシーでのアクセスも可能です。

関連情報

気仙沼市立病院には、附属の看護専門学校があります。また、病院の詳細は公式サイトで確認できます。

気仙沼市立病院附属看護専門学校
公式ウェブサイト

まとめ

気仙沼市立病院は、長年の歴史と地域医療への貢献を重ねてきた病院です。災害拠点病院や地域周産期母子医療センターとしての機能も持ち、地域住民の健康を包括的にサポートしています。

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