水上彰太

水上 彰太（みずかみ しょうた）

日本の元ラグビーユニオン選手である水上彰太（みずかみ しょうた）氏は、1993年2月15日に長崎県で生まれました。ポジションはフランカー（FL）を務め、身長183cm、体重84kgという体格を誇りました。プレイヤーとしての愛称は「みず」です。

経歴

水上氏のラグビーキャリアは、まず福岡県の強豪校である東福岡高等学校で形作られました。2011年に同校を卒業するまで、彼はチームの中心選手として活躍し、その才能は広く認められるところとなりました。特に、高校日本代表候補にも選ばれたことは、当時の彼の高いポテンシャルを示しています。東福岡高校時代の同期には、後にトップリーグや国際舞台で活躍する多くの選手がいました。具体的には、北川賢吾氏、中島進護氏、西内勇人氏、布巻峻介氏、松波昭哉氏らがおり、彼らと共に厳しい練習を積み重ねました。

高校卒業後、水上氏は筑波大学に進学し、同大学のラグビー部でさらなる研鑽を積みました。大学でもフランカーとして重要な役割を担い、そのリーダーシップは高く評価されました。2014年には、フォワード（FW）のリーダーに任命され、チームを牽引する立場となりました。また、国際舞台での経験も積んでおり、大学在学中にはU20日本代表に選出されています。筑波大学時代のチームメイトには、藤井俊希氏、村川浩喜氏、山下一氏、山本浩輝氏などがおり、彼らと共に学生ラグビー界で活躍しました。

2015年に筑波大学を卒業した水上氏は、ジャパンラグビートップリーグ（当時）に所属する強豪、パナソニック ワイルドナイツ（現：埼玉パナソニックワイルドナイツ）に加入し、プロキャリアをスタートさせました。大学で培ったスキルとフィジカルを武器に、トップレベルでの挑戦を開始します。そして、同年11月29日に行われたトップリーグ第3節のリコーブラックラムズ戦において、途中出場ながら公式戦デビューを果たしました。これは、彼のプロラグビー選手としてのキャリアにおける重要な一歩となりました。パナソニック ワイルドナイツでは2シーズンにわたりプレーしましたが、2017年に同チームを退団しました。

まとめ

水上彰太氏は、長崎県出身のフランカーとして、高校・大学・トップリーグの各カテゴリーで確かな足跡を残した選手です。特に学生時代には、強豪校および強豪大学で主力として活躍し、高校日本代表候補やU20日本代表にも選ばれるなど、若い頃からその才能が注目されていました。プロ入り後もトップリーグの舞台でプレーし、短い期間ながらパナソニック ワイルドナイツの一員として公式戦に出場しました。彼のキャリアは、学生時代の輝かしい実績とトップリーグでの挑戦という二つの側面を持っています。

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