水原駅

水原駅（すいばらえき）

水原駅は、新潟県阿賀野市下条町に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。阿賀野市の中心部に位置し、地域の交通拠点として重要な役割を果たしています。

歴史

水原駅は、1912年（大正元年）に鉄道院信越線支線（現在の羽越本線）の新津駅 - 新発田駅間が開通した際に開設されました。その後、路線の名称変更や延伸を経て、羽越本線の一部となりました。

1912年（大正元年）9月2日：鉄道院信越線支線（現・羽越本線）新津駅 - 新発田駅間開通時に開設。
1914年（大正3年）6月2日：新発田駅 - 中条駅間延伸に伴い、村上線へ改称、同線の駅となる。
1924年（大正13年）7月31日：線路名称改定。村上線が羽越線へ編入、同線の駅となる。
1925年（大正14年）1[[1月20日]]：線路名称再改定。羽越線が羽越本線へ改称、同線の駅となる。
1966年（昭和41年）1月11日：駅舎改築。
1984年（昭和59年）1月20日：車扱貨物取扱廃止（旅客駅化）。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
1990年（平成2年）12月1日：みどりの窓口開設。
2000年（平成12年）9月4日：自由通路使用開始。
2008年（平成20年）3月15日：ICカード「Suica」が利用可能となる。
2023年（令和5年）2月28日：みどりの窓口の営業を終了。
2024年（令和6年）3月16日：終日無人駅化。

駅構造

水原駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換が可能です。両ホームは跨線橋で連絡しており、跨線橋の一部は東西自由通路として利用されています。通常、列車は駅舎側の1番線から発着しますが、交換時には2番線も使用されます。かつては島式ホームや側線も存在しましたが、現在は市道などに転用されています。

駅は無人駅で、新津駅が管理しています。駅舎内には自動券売機、簡易Suica改札機、待合室、自動販売機、トイレなどが設置されています。かつては売店もありましたが、現在は閉店しています。1番線ホームには、地元名物のハクチョウの剥製が展示されています。

利用状況

JR東日本が公表しているデータによると、水原駅の1日平均乗車人員は、時代によって変動しています。近年は減少傾向にありますが、地域住民の足として重要な役割を果たしています。

駅周辺

駅周辺は阿賀野市の中心市街地であり、旧水原町の中心地にあたります。瓢湖や五頭温泉郷などの観光地も近く、観光拠点としての役割も担っています。

正面口側: 阿賀野市役所、あがの市民病院、白龍酒造、無為信寺、天朝山公園、水原露店市場、阿賀野郵便局、水原小学校、阿賀野高等学校、瓢湖などがあります。
* 西口側: 国道460号、国道49号、安野小学校、水原公民館、越の日本桜酒造などがあります。

バス路線

水原駅からは、阿賀野市営バスと新潟交通グループのバスが運行されています。阿賀野市内の各方面や、新潟市方面へのアクセスが可能です。

阿賀野市と新潟市を結ぶ交通手段として、鉄道とバスが競合しています。2002年の調査では、鉄道の利用率が12%、バスが6%となっています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

京ケ瀬駅 - 水原駅 - 神山駅

水原駅は、地域の歴史とともに歩んできた駅であり、これからも阿賀野市の発展に貢献していくことが期待されます。

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