水海道有料道路

水海道有料道路の概要

水海道有料道路（みつかいどうゆうりょうどうろ）は、茨城県常総市の豊岡町と小山戸町を結ぶ有料道路で、茨城県道路公社により管理されています。この道路は、国道354号に位置する岩井水海道バイパスとして利用されており、路線の一部として重要な役割を果たしています。料金は、2027年8月まで徴収される予定です。

沿革

水海道有料道路の建設は、1994年9月8日に水海道市の羽生町から小山戸町の鬼怒川渡河区間の改築工事が始まったことからスタートしました。その後、1995年には豊岡町と羽生町間の改築工事も開始されました。

同年8月4日には、水海道市小山戸町内での更なる改築工事も行われ、同年10月19日に国道354号バイパスとしての道路区域が指定されました。1997年3月25日には、豊岡町内での改築工事が進行し、8月7日には豊岡町から相野野町へと通じる道路が開通しました。

2005年には、豊岡町とその周辺の地区での整備が完了し、水海道有料道路は全線で通行可能となりました。この開通により、地域の交通の利便性が大幅に向上しました。

さらに、2014年4月1日には通行料金が改定され、軽自動車等は150円、普通車で210円、中型車210円、大型車320円、特大車580円、軽車両等は20円となりました。2019年には更に料金が見直され、軽自動車等が150円、普通車210円、中型車210円、大型車330円、特大車590円、軽車両等が20円に調整されました。

2023年3月27日には、料金の障害者割引率が50%以下に変更され、利用者の負担軽減が図られています。

道路施設

この道路には、水海道大橋が含まれています。この橋は常総市の羽生町と小山戸町を結ぶもので、鬼怒川に架かる3径間連続箱桁橋として設計されました。1997年に竣工し、現在は暫定2車線で供用中です。水海道大橋は、この地域における重要な交通路として機能しています。

まとめ

水海道有料道路は歴史的にも重要な道路であり、地域の交通インフラの中心としての役割を担っています。今後も交通の利便性向上や地域の発展に寄与することが期待されています。

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