永井彪也

永井 彪也（ながい ひょうや）

永井彪也は1992年11月15日、東京都に生まれた競艇選手で、登録番号4688を持ち、東京支部に所属しています。身長165cm、体重51kg、血液型はA型です。彼は競艇界での活躍を目指し、中野次郎を師匠に持つ109期生として活動しています。特に同期には、びわこ67周年覇者の丸野一樹や、戸田第54回総理大臣杯に出場した大上卓人など、著名な選手が揃っています。

来歴

永井は2011年11月、平和島競艇場にて行われた第24回東京新聞盃でデビューします。この時のレースでは6号艇の6コースから2着に入賞し、いきなりの好スタートを切りました。続く12月には多摩川競艇場での第27回多摩川カップに出場し、水神祭を飾る快挙を達成します。

2014年には、芦屋競艇場で行われた第9回マリンテラスあしやカップで初優出を果たしますが、結果は4着に終わります。しかし同年12月に戸田競艇場の第5回太田胃散カップで初優勝を飾り、競艇選手としての地位を確立しました。この勝利をもって彼は、4号艇の4コースから抜きでの勝利を収めました。

2017年にはA1級に昇格し、浜名湖競艇場でのG1浜名湖賞開設64周年記念競走で初めてG1レースに出場します。そして、同年8月には若松競艇場で関わっていた第63回モーターボート記念競走にてSG初出場を果たしました。9月22日、蒲郡競艇場でのG1第4回ヤングダービーでは見事にG1初勝利を挙げます。

2019年には三国競艇場で行われた第6回ヤングダービーで初優出をし、優勝戦ではイン逃げを決めてG1初優勝を果たします。続いて、11月24日には桐生競艇場での第22回チャレンジカップ最終日でイン逃げを決め、SG初勝利も手にしました。

人物・エピソード

やまと競艇学校時代の永井の勝率は4.61で、訓練生時代には「デビュー後のレースでは新人選手は6コースに入る」という理由から、全てのレースを6コースで挑んでいました。そのため、30人中21位の成績となり、当初は周囲から注目される存在とは言えませんでした。しかし、2014年と2015年には多摩川競艇場の地元スター候補に選出されるなど、徐々に頭角を現していきます。

なお、永井は101期の後藤翔之や、同期の後藤隼之・後藤美翼（みく）とは従兄弟関係にあります。特に翔之の応援で多摩川競艇場を訪れた際にレースに魅了され、競艇選手になることを決意したといいます。中学3年生の時に初めて受験し、5回目でやっと合格を勝ち取ることになりました。

また、永井はC CHANNELのタイアップ動画や、2021年のBOAT RACE振興会のCMにも出演し、競艇選手としての知名度を広げています。特に「Splash ボートレーサーになりたい!」編では神尾楓珠が演じる訓練生「カミオ」のモデルとなっています。競艇界での活躍だけでなく、さまざまなメディアにも登場する永井彪也は、今後のさらなる飛躍が期待される選手です。

獲得タイトル

• - G1 第6回ヤングダービー（2019年9月23日、三国競艇場）
• - 京極賞開設69周年記念競走（2021年11月19日、丸亀競艇場）

もう一度検索