江戸通り

江戸通りについて

江戸通りは、東京都千代田区大手町から台東区花川戸に至る、都道通称名を持つ道路です。東京駅の北東、大手町から始まり、浅草橋を経て、隅田川西岸に沿って北上し、浅草寺方面へと向かい、言問橋に至ります。

歴史的背景

この道路は、現在の国道6号の一部にあたり、特に中央区の浅草橋交差点から台東区の言問橋西交差点にかけての区間は、江戸時代から続く奥州街道の一部として、江戸と東京を結ぶ重要な役割を果たしてきました。千代田区や中央区の区間は、明治時代に奥州街道のバイパスとして整備されました。

通過する自治体

江戸通りは、以下の東京都内の区を通過します。

千代田区
中央区
台東区

構成道路

江戸通りは、以下の道路路線によって構成されています。

丸の内一丁目交差点（千代田区） - 室町三丁目交差点（中央区）：東京都道407号丸の内室町線
室町三丁目交差点（中央区） - 本町三丁目交差点（中央区）：国道4号・国道6号・国道14号（重複）
本町三丁目交差点（中央区） - 浅草橋交差点（中央区）：国道6号・国道14号（重複）
浅草橋交差点（中央区） - 言問橋西交差点（台東区）：国道6号

交差する主な道路

江戸通りは、都内各地の主要な道路と交差しています。以下はその一部です。

千代田区
丸の内一丁目交差点：永代通り（国道1号・国道20号）
中央区
新常盤橋交差点：外堀通り（東京都道405号外濠環状線）
室町三丁目交差点：中央通り（国道4号・国道6号・国道14号・国道17号）
本町三丁目交差点：昭和通り（国道4号・東京都道316号日本橋芝浦大森線）
小伝馬町交差点：人形町通り（秋葉原方面一方通行）
馬喰町交差点：清洲橋通り（浜町方面一方通行）
浅草橋交差点：靖国通り・京葉道路（国道14号・東京都道302号新宿両国線）
台東区
蔵前一丁目交差点：蔵前橋通り（東京都道315号御徒町小岩線）
蔵前二丁目交差点：国際通り（東京都道462号蔵前三ノ輪線）
厩橋交差点：春日通り（東京都道453号本郷亀戸線）
駒形橋西詰交差点：浅草通り（東京都道463号上野月島線）
吾妻橋交差点：雷門通り
言問橋西詰：言問通り（東京都道319号環状三号線）・東京都道314号言問大谷田線・東京都道464号言問橋南千住線

接続する鉄道

江戸通りの地下には、複数の鉄道路線が通っており、都心の交通を支えています。特に、中央区内ではJR総武快速線が、台東区内では都営地下鉄浅草線が江戸通りの地下を通っています。

東京駅（新幹線・JR各線）
大手町駅（東京メトロ各線・都営三田線）
新日本橋駅（JR総武線快速）
小伝馬町駅（東京メトロ日比谷線）
馬喰町駅（JR総武線快速）
浅草橋駅（JR総武緩行線・都営浅草線）
蔵前駅（都営浅草線・都営大江戸線）
* 浅草駅（東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営浅草線）




江戸通りは、歴史的な背景を持ちながら、現代の東京の交通を支える重要な道路です。その沿線には、多くの商業施設やオフィスビル、歴史的な建造物が立ち並び、東京の多様な側面を映し出しています。

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