池の浦駅

池の浦駅（三重県鳥羽市）

池の浦駅は、三重県鳥羽市堅神町字宮の前に位置する、近畿日本鉄道（近鉄）鳥羽線の駅です。駅番号はM77。

歴史

1970年（昭和45年）3月1日：鳥羽線の五十鈴川駅 - 鳥羽駅間延伸時に開業。
1975年（昭和50年）12月20日：朝熊駅 - 鳥羽駅間が複線化された際、池の浦駅の行き違い設備が廃止。
1998年（平成10年）4月1日：駅が無人化。
2007年（平成19年）4月1日：ICカードPiTaPaが利用可能になる。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、地形の傾斜面に建設されています。かつては有人駅で駅舎がありましたが、無人化後に撤去され、現在はホームへ直接階段でアクセスする形となっています。ホームの有効長は6両編成に対応しています。2009年（平成21年）に鳥羽市立鳥羽小学校が駅前に移転したことに伴い、名古屋方面行きのホーム（2番線）階段下には、小学校への連絡通路が設けられました。

鳥羽駅が管理する無人駅であり、ワンマン運転の普通列車では、以前はドアカット方式による降車時集札が行われ、乗車位置も限定されていましたが、交通系ICカード導入後は全てのドアが開くようになりました。駅には自動券売機や自動改札機は設置されておらず、代わりに乗車駅証明書発行機が設置されています。ICカードPiTaPa・ICOCAは、専用の簡易改札機で対応します。

のりば

2つのホームがあり、方面別に分かれています。

停車列車

快速急行・急行も停車しますが、日中は毎時2本の普通列車が中心です。2020年3月14日現在、鳥羽駅発着の快速急行・急行は平日6本、土休日5本。名古屋方面への急行は平日3本、休日2本。大阪方面への急行は平日・土休日ともに1本運転されています。

利用状況

近年の一日乗降人員は以下の通り推移しています。

2023年11月7日：715人
2022年11月8日：776人
2021年11月9日：837人
2018年11月13日：925人
2015年11月10日：795人
2012年11月13日：951人
2010年11月9日：1,027人
2008年11月18日：849人
2005年11月8日：971人


「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りです。

池の浦駅の利用状況の変遷を下表に示す。

輸送実績（乗車人員）の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
乗降人員調査結果は任意の1日における値（単位：人）である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

駅周辺

駅周辺には以下の施設があります。

国道42号
鳥羽商船高等専門学校
鳥羽市立鳥羽小学校（2009年1月に駅前に移転）
* 池の浦（駅名の由来となった地域。伊勢市松下、鳥羽市堅神の海岸沿い）

バス路線

三重交通のバスが運行しています。

隣の駅

近畿日本鉄道

M 鳥羽線

■快速急行（下りのみ運転）・■急行・■普通

朝熊駅 (M76) - 池の浦駅 (M77) - 鳥羽駅 (M78)

当駅と朝熊駅との駅間距離は5.7kmあり、山田線、鳥羽線、志摩線を合わせると最も駅間距離が長いです。

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