沖縄郵政資料センター

沖縄郵政資料センターは、沖縄県那覇市にある通信文化協会が運営する企業博物館です。愛称は「OKICOMM（オキコム）」で、那覇中央郵便局の2階に位置しています。この資料センターでは、琉球藩時代から現代に至るまでの沖縄の郵政事業に関する様々な資料を展示しており、沖縄の郵政史を深く知ることができます。

展示内容

展示されている資料は多岐にわたり、沖縄の郵政の歴史を物語る貴重なものばかりです。例えば、沖縄切手は、琉球藩時代から発行されたものや、琉球政府時代のものなど、様々なデザインや歴史的背景を持つものが展示されています。これらの切手を通して、当時の社会情勢や文化を垣間見ることができます。また、琉球政府時代の「郵政庁」の看板も展示されており、当時の郵政事業の様子を偲ぶことができます。これらの展示物は、沖縄の郵政史を学ぶ上で欠かせない資料と言えるでしょう。

沿革

沖縄郵政資料センターは、沖縄復帰20周年事業の一環として、1992年1月に当時の郵政省内で構想されました。2年の準備期間を経て、1994年3月23日に「沖縄逓信博物館」としてパレットくもじの4階に開館しました。その後、2003年9月30日に一旦閉館し、同年10月6日に現在の那覇中央郵便局内に移転し、再開館しました。なお、パレットくもじの跡地には、2006年7月8日に那覇市歴史博物館が開館しています。2007年10月1日には、名称を現在の「沖縄郵政資料センター」に改称しました。

アクセス

沖縄郵政資料センターへのアクセスは、沖縄都市モノレール線（ゆいレール）の壺川駅から徒歩5分と非常に便利です。那覇市内観光の際には、気軽に立ち寄ることができるでしょう。

関連情報

沖縄郵政資料センターに関連する情報として、以下のものがあります。

琉球郵政庁: 琉球政府時代に存在した郵政を管轄する行政機関です。
沖縄切手: 琉球藩時代や琉球政府時代に発行された切手で、貴重な資料として収集家にも人気があります。
那覇中央郵便局: 沖縄郵政資料センターが所在する郵便局です。

外部リンク

さらに詳しい情報については、以下のリンクをご参照ください。

日本郵政HP内
郵政博物館HP内
沖縄観光情報Webサイト内

沖縄郵政資料センターは、沖縄の郵政の歴史を深く知ることができる貴重な場所です。沖縄を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

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