河原口

神奈川県海老名市河原口の詳細

地理

河原口は、海老名市の西部に位置し、相模川の左岸、相模平野の中央部に広がっています。この地域は、住宅地、工場、店舗が混在しており、東部の一部には水田も残っています。南部に位置する厚木駅は、JR相模線と小[[田急小田原線]]の接続駅であり、交通の要所となっています。河原口は、一丁目から六丁目まであり、それぞれが南西から時計回りに配置され、東西の端には住居表示が実施されていない区域も存在します。

隣接する地域としては、北には上郷やめぐみ町、東には中央や中新田、南にはさつき町や中新田があり、西は相模川を挟んで厚木市と接しています。

面積

河原口の面積は、以下の通りです。

河原口一丁目：0.34km2
河原口二丁目：0.28km2
河原口三丁目：0.26km2
河原口四丁目：0.15km2
河原口五丁目：0.20km2
河原口六丁目：0.11km2
住居表示未実施区域：0.65km2

河川

河原口を流れる主な河川は以下の通りです。

相模川：地域を西に流れ、自然の景観を形成しています。
鳩川：地域北端付近で相模川に合流しています。

地価

2023年1月1日時点での公示地価によると、河原口3-4-11の地点で1平方メートルあたり19万1000円となっています。これは、住宅地としての価値を示す指標です。

歴史

地名の由来

河原口という地名は、この地域付近で相模川と中津川が合流し、広大な河原を形成していたことに由来します。

沿革

江戸時代：高座郡河原口村が成立しました。
1868年（明治元年）：河原口村は神奈川府を経て神奈川県に所属しました。
1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、高座郡海老名村の大字河原口となりました。
1940年（昭和15年）12月20日：海老名村が町制を施行し、海老名町となりました。
1971年（昭和46年）1[[1月1日]]：海老名町が市制を施行し、海老名市となりました。
1973年（昭和48年）5月1日：中央部の一部がさつき町として分離しました。
1994年（平成6年）12月5日：東部の一部で住居表示が実施され、中央三丁目として分離しました。
2012年（平成24年）8月13日：中央部で住居表示が実施され、河原口一丁目から五丁目が新設されました。
2020年（令和2年）6月29日：厚木駅周辺の住居表示未実施地域で住居表示が実施され、河原口一丁目に編入されました。
2024年（令和6年）9月30日：東部の一部で住居表示が実施され、小田急線北西側が河原口六丁目として新設され、小田急線南東側が中央五丁目として分離されました。

町名の変遷

河原口の町名は、時代の変遷とともに区画整理や住居表示の実施により変化してきました。

世帯数と人口

2023年1月1日現在、海老名市が発表したデータによると、河原口の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数: 3,897世帯
人口: 9,046人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は、都市化の進展とともに変化しています。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移も、人口の変動と同様に変化しています。

学区

海老名市立小中学校に通う場合、学区は以下の通りです。（2022年12月時点）

小学校: 有鹿小学校
中学校: 海老名中学校

事業所

2021年の経済センサス調査によると、河原口の事業所数と従業員数は以下の通りです。

事業所数: 199箇所
従業員数: 2,357人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移は、経済活動の変動を反映しています。

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移も、地域経済の状況を示しています。

交通

鉄道

小[[田急小田原線]]・JR相模線：厚木駅が利用可能です。
相鉄厚木線（貨物線）：厚木（貨物）駅・厚木操車場が利用可能です。

バス

海老名市コミュニティバス：大谷・杉久保ルートが利用可能です。かつては相模鉄道バス部門が厚木市方面への路線を運行していましたが、現在は廃止されています。

道路

高速道路：首都圏中央連絡自動車道（圏央道、さがみ縦貫道路）が地域西部を通過しています。
主要地方道：神奈川県道40号、43号、46号、51号が地域内を走行しています。
一般県道：神奈川県道409号相模川自転車道線が整備されています。

施設

河原口には、以下のような施設があります。

住居表示未実施地域

圏央道 圏央相模川橋
あゆみ橋
相模大橋
小[[田急小田原線]] 相模川橋梁
河原口多目的広場
河原口相沢公園

河原口一丁目

小[[田急小田原線]] 厚木駅
JR相模線 厚木駅
相鉄厚木線 厚木操車場
河原口五反田児童遊園

河原口二丁目

海老名河原口郵便局
海老名市立歴史資料収蔵館
安養院
三眼六足稲荷大権現
河原口上島合児童遊園

河原口三丁目

海老名市立有鹿小学校
総持院
神武神社

河原口四丁目

河原口第一公園
河原口御手作公園
河原口御手作緑道
河原口代官分第二児童遊園

河原口五丁目

日本通運海老名物流センター
オートバックス海老名店
河原口第二公園
河原口一大縄公園
河原口二大縄公園
河原口四大縄児童遊園

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典14. 神奈川県』角川書店、1984年。

外部リンク

* 海老名市の公式サイトへのリンク'>海老名市住居表示新旧対照案内図 河原口一丁目-五丁目 (PDF)

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