津山線 (中国)

津山線は、中華人民共和国の中国国鉄が運営する鉄道路線であり、天津市と河北省秦皇島市山海関区とを結んでいます。全長291kmの路線で、狼窩鋪駅と山海関駅の間は京秦線と重複しています。

概要

津山線の歴史は、1881年に唐山 - 胥各荘間で着工された唐胥線に遡ります。この路線は後に延伸され、京山線、更には京奉線と呼ばれるようになりました。その詳しい経緯については京哈線の項目を参照してください。

1975年、当時の開灤鉱務局が線路の直下で石炭層を発見し、採掘を開始しました。これにより線路の沈下が進行し、列車の正常な運行が困難になったため、新たな路線の建設が行われました。新線は七道橋から狼窩鋪へ向かい、狼坨線を経由して灤県に至る経路（七灤線）で、途中に新唐山駅を建設し、元の唐山駅は唐山南駅とされました。1994年4月29日に新唐山駅が完成し、同年11月11日に主要列車の経路が七灤線に変更されました（「圧煤改線」）。

2006年12月31日には、京哈線の経路が京滬線経由から京秦線、七灤線経由に変更されました。これに伴い、京滬線の分岐点である南倉駅から山海関駅までが津山線と改称されました。

接続路線

南倉駅：京滬線
狼窩鋪駅：京哈線、京秦線
山海関駅：瀋山線、京哈線

関連項目

京哈線
* 華北交通

この路線は、中国の鉄道網において重要な役割を果たしており、旅客輸送と貨物輸送の両方を担っています。また、歴史的な背景を持つ路線としても知られており、中国の鉄道発展史を語る上で欠かせない存在となっています。

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