津幡郵便局

津幡郵便局について

津幡郵便局（つばたゆうびんきょく）は、石川県河北郡津幡町に所在し、地域住民に向けた多様な郵便サービスを提供している郵便局です。民営化以前においては、集配特定郵便局として分類されていました。住所は、〒929-0399 石川県河北郡津幡町加賀爪ハ30-1です。

沿革

津幡郵便局の歴史は1872年に遡ります。8月4日、津幡郵便取扱所としてスタートし、1875年には五等の津幡郵便局となります。1880年には清水郵便局に改名し、同年12月には為替取扱を開始しました。その後、1881年には貯金取扱も始まり、1883年には元の津幡郵便局に改名されました。1897年には津幡郵便電信局となり、1903年には通信官署官制の施行により現在の津幡郵便局に変わりました。

1952年には電気通信業務が新設の津幡電報電話局に移管され、1956年には電話通話と和文電報受付業務を開始しました。1975年には津幡町庄から清水へ移転し、1998年に再度移転し加賀爪ハ30-1に至ります。

2006年には倶利伽羅郵便局から集配業務を移管し、2007年の民営化を経て、2012年には日本郵便株式会社が発足され、集配センターが津幡郵便局に統合されました。2014年には宇野気郵便局からも集配業務が移管されています。

取扱内容

津幡郵便局では、郵便や印紙、ゆうパック、内容証明といった様々な郵便サービスを取り扱っています。また、貯金業務、為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託など、多岐に渡る金融サービスも提供しています。さらに、生命保険やバイク自賠責保険、自動車保険といった保険業務も行っており、地域住民の生活を支えています。また、津幡町営バスの回数券販売など、地方公共団体の業務も手掛けています。

ゆうちょ銀行のATMも設置されており、利便性の高い金融取引が可能です。集配エリアは、河北郡津幡町内の郵便番号929-03xx・-04xx地域および、かほく市の一部地域（929-11xx地域）を網羅しています。

周辺環境とアクセス

津幡郵便局周辺には津幡町役場や消防本部、津幡川といった地域の重要施設が点在しています。また、国道8号沿いに位置しているため、アクセスも良好です。近隣には津幡町文化会館シグナスもあり、文化活動が活発に行われています。

交通アクセスは、JR七尾線の本津幡駅から南へ約600メートルの距離にあり、徒歩で12分程度で到着します。さらに、津幡町営バスやほくてつバスの停留所も近く、便利な交通手段が整っています。また、北陸自動車道の金沢森本ICからは北へ約9キロメートル、のと里山海道の白尾ICからもアクセス可能です。駐車場は20台分が完備されています。

このように、津幡郵便局は地域の人々に様々なサービスを提供し、交通の要所としても重要な役割を果たしている郵便局です。

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