津軽中部広域農道

津軽中部広域農道（やなまみロード）

津軽中部広域農道は、青森県弘前市から西津軽郡鯵ヶ沢町へと至る農道で、「やなまみロード」の愛称で親しまれています。この道路は、岩木山北麓に広がるりんご畑などの農地を営む農家の生活を支えるために建設されました。

ルート

起点となる弘前市中崎字平野付近で青森県道41号弘前環状線バイパスと接続し、青森県道37号弘前柏線から分岐します。その後、青森県道31号弘前鯵ケ沢線、青森県道35号五所川原岩木線、青森県道39号長平町森田線と交差し、終点の鯵ヶ沢町北浮田町で国道101号と接続、さらに屏風山広域農道へと連続します。

この道路は、一部に急カーブや急坂が存在するものの、ほぼ並行する青森県道31号弘前鯵ケ沢線と比較して道幅が広く、走行しやすいのが特徴です。

歴史

道路整備の際には、沿線にある荼毘館遺跡および十腰内遺跡において、縄文時代の遺跡発掘調査が実施されました。これは、道路建設が地域の歴史を掘り起こす機会にもなったことを示しています。

周辺情報

交差する道路

青森県道41号弘前環状線（弘前市中崎）
青森県道37号弘前柏線（弘前市中崎）
青森県道31号弘前鯵ケ沢線（弘前市独狐、弘前市貝沢、弘前市十面沢、鯵ヶ沢町小屋敷町の4箇所）
青森県道35号五所川原岩木線（弘前市高杉）
青森県道39号長平町森田線（鯵ヶ沢町長平町）
国道101号線（鰺ヶ沢町北浮田町）
津軽自動車道浮田IC（仮称・鰺ヶ沢町北浮田町）
屏風山広域農道（鰺ヶ沢町北浮田町）

近隣の広域農道

五所川原広域農道（通称:こめ米(まい)ロード）
屏風山広域農道

まとめ

津軽中部広域農道（やなまみロード）は、地域の農業を支える重要なインフラであると同時に、周辺の美しい景観を楽しむことができる道路です。沿線には歴史的な遺跡も存在し、ドライブを通じて地域の文化や歴史に触れることもできます。

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