洲原駅(すはらえき)
岐阜県美濃市須原にある洲原駅は、
長良川鉄道越美南線の駅であり、駅番号は14です。この駅は、山間部に位置し、自然の美しい環境に囲まれています。
歴史
洲原駅は
1957年4月1日に国鉄越美南線の美濃洲原駅として開業しました。当初は
無人駅で、
気動車による
旅客サービスのみを行っていました。その後、
1986年12月11日に越美南線が
長良川鉄道へ転換される際に、現在の洲原駅という名称に改称されました。
駅構造
この駅は単式ホーム1面1線を持つ
地上駅です。残念ながら駅舎はなく、ホームの中央に
待合室が設置されています。洲原駅は
無人駅であり、
自動券売機もありません。母野方面に出入口が設けられており、駅の東隣を通る
国道156号の
歩道から
階段を利用してアクセスできます。駅の西側には
駐輪場がありますが、
駐車場は整備されていません。
利用状況
最近の利用状況を見ると、1999年には1日あたり104人の乗降がありましたが、その後の数年間で数値は変動しており、2006年には87人となっていました。特に
2013年には31人と著しく減少しました。これらのデータは、地域の利用状況の変化を示しています。
駅周辺の施設
駅周辺は自然に囲まれており、住宅は西側に数軒建っているだけです。駅の東側には長良川が流れており、洲原橋を渡ると
集落が存在します。地元の重要な施設としては以下があります。
- - 洲原郵便局
- - 美濃市役所 洲原出張所
- - 洲原神社
- - JAめぐみの洲原
- - 大手工場群(ベルテクノプラント工業 岐阜工場、太平洋工業 美濃工場など)
また、地元の交通手段としては、近年「のり愛くん」という乗り合わせタクシーが洲原駅前に停留所を設けています。以前は「わっちも乗ろCar洲原線」というバスも運行されていましたが、
2012年11月1日に廃止されました。
隣接駅
洲原駅は越美南線に位置し、隣接駅は以下の通りです。
- - 湯の洞温泉口駅(駅番号13)
- - 母野駅(駅番号15)
このように、洲原駅は歴史的にも地域の交通において重要な役割を担ってきました。今後も地域の人々にとって便利かつ身近な駅であり続けることが期待されます。