浜名湖かんざんじ荘

浜名湖かんざんじ荘

浜名湖かんざんじ荘（はまなこかんざんじそう）は、静岡県浜松市の呉松町に位置し、浜名湖が望める大草山の頂上にあった宿泊施設です。元々は国民宿舎として1962年（昭和37年）に開業し、地域住民や観光旅行者の健康的なレクリエーションの場としての役割を果たしてきました。2007年からは遠鉄観光開発が運営を引き継ぎましたが、最終的にこの施設は大きな変革を迎えました。

施設概要

• - 開業年: 1962年（昭和37年）12月
• - 住所: 静岡県浜松市西区（現・中央区）呉松町1768-1
• - 収容人数: 114名
• - 客室数: 30室（うち和室23室、和洋室4室、洋室3室）
• - 宴会場: 80畳（3分割可能）
• - レストラン: 126席
• - 運営: 遠鉄観光開発株式会社（指定管理者）

歴史的な経緯

浜名湖かんざんじ荘は、1962年に静岡県によって国民宿舎としてスタートしました。この宿泊施設は、1987年に浜松市が建物を譲り受け、その後1991年に全面改築され新たにオープンしました。しかし、経営難などから2007年3月に一度閉館となり、浜松市が土地を借りて民間に貸し出す形で再出発しました。

2007年4月に、遠鉄観光開発の運営によって再開され、2020年には体験型多用途施設「KAReN HaMaNaKo かんざんじ荘」としてリニューアルオープンしました。再オープンから数年が経つ中、2023年2月にその運営が終了し、2024年5月には「KAREN 浜名湖 with Dog」というドッグホテルへと生まれ変わる予定です。

アクセス

この宿泊施設へのアクセスは非常に良好で、浜松駅からは遠鉄バスを利用して約40分で到着できます。また、かんざんじロープウェイの大草山駅からも徒歩圏内に位置しており、観光スポットへのアクセスが簡単です。さらに、コミュニティバス「フラワー号」を利用すれば「浜名湖かんざんじ荘」バス停で下車することができます。

周辺の観光地

浜名湖かんざんじ荘周辺には、様々な観光スポットがあります。美しい浜名湖はもちろん、温泉地として知られる「舘山寺温泉」や、かんざんじロープウェイの乗り場、大草山も近くに位置しています。また、浜名湖オルゴールミュージアムや、遊園地の「浜名湖パルパル」など、観光を楽しむには最適なエリアと言えます。

このように、浜名湖かんざんじ荘は多くの歴史と観光資源に恵まれた場所であり、多くの旅行者にとって魅力的な宿泊施設となっています。

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