浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館

浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館

静岡県浜松市にある浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館（はままつしひめかいどうとどうたくのれきしみんぞくしりょうかん）は、地域の歴史と文化を深く理解する上で欠かせない場所です。この博物館は、1980年に開館し、2005年に現在の名称に改称されました。浜松市の博物館の分館として位置付けられ、多くの来館者に親しまれています。

沿革

この施設は1980年の開館以来、地域の遺産を守り続けており、設立当初は細江町立姫街道歴史民俗資料館として運営されていました。その後、2005年に細江町が浜松市に合併されることに伴い、名称が変更されましたが、地域の歴史を伝えるという使命は変わりません。

文化と展示

浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館は、地域の重要な歴史的資源を展示しています。特に、気賀地区は姫街道の関所があった場所であるため、姫街道に関する貴重な資料が多く収蔵されています。また、地域で出土した銅鐸や藺草生産に関連する道具なども展示されており、訪れる人に深い感動を与えています。

主な展示品

• - 銅鐸: 弥生時代に作られた三遠式銅鐸や近畿式銅鐸。
• - 姫街道の往来と諸道具: 江戸時代の道具やその利用状況に関する資料。
• - 藺草生産関連道具: 江戸時代に使用された道具。
• - 産屋: 江戸時代の建物を移築し保存しているもの。

文化財

この博物館には、多くの文化財が指定されています。例えば、静岡県の有形文化財としては、前原遺跡や滝峯才四郎谷遺跡から出土した銅鐸があります。また、浜松市指定の文化財として、様々な銅鐸が確認されています。

利用案内

浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館へのアクセスは非常に便利で、天竜浜名湖鉄道の気賀駅から徒歩で約7分の距離にあります。開館時間は午前9時から午後5時までで、入館は無料です。休館日は月曜日、祝日の翌日、年末年始となっているため、訪れる際は事前に確認をお勧めします。

まとめ

浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館は、地域の歴史と文化を学ぶ貴重なスポットです。観光や学習目的で訪れる際には、是非立ち寄ってみてください。文化財に触れることで、地域の歴史に対する理解が深まることでしょう。

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