浜西鉄雄

浜西鉄雄（はまにし てつお）

浜西鉄雄は、1926年3月2日に生まれ、1987年11月21日に没した日本の政治家です。衆議院議員を2期務めました。

生涯

山口県下関市で生まれた浜西鉄雄は、1940年に王司尋常高等小学校を卒業後、多々良航空製作所長府工場に勤務しました。同製作所附属青年学校を卒業後、神戸製鋼所長府工場に動員されました。1948年に神戸製鋼所を退職し、長府郵便局に勤務しました。

1958年に日本社会党に入党し、労働運動にも積極的に参加しました。全逓信従業員組合中国地方本部副執行委員長を経て、1973年に郵政省を退職しました。1975年には国際郵便電信電話労連世界大会代議員として、ヨーロッパ各国を研修歴訪しました。

政界へ

1980年の第12回参議院議員通常選挙山口県選挙区に日本社会党から立候補しましたが、自由民主党公認候補の江島淳に敗れ、落選しました。しかし、1983年の第37回衆議院議員総選挙山口1区で、枝村要作の後継者として日本社会党から立候補し、初当選を果たしました。以後、2期にわたり衆議院議員を務めました。

死去と追悼

衆議院議員在任中の1987年11月21日、東京慈恵会医科大学附属病院で死去しました。61歳でした。死没日付をもって従五位勲三等が叙勲されました。追悼演説は、翌1988年1月28日の衆議院本会議で、田中龍夫により行われました。

浜西鉄雄は、労働運動から政界へと進出し、社会党の代議士として活躍しましたが、志半ばで急逝しました。彼の業績は、議会制度百年史にも記録されています。

参考文献

* 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』（衆議院、1990年11月）

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