浦東1号2号航站楼駅

浦東1号2号航站楼駅（プードンいちごうにごうこうたんろう-えき）は、上海市浦東新区に位置し、上海浦東国際空港のターミナル1とターミナル2の間に設けられた、上海軌道交通と上海トランスラピッドの駅です。この駅は、空港利用者の利便性を高める重要な役割を担っています。

利用可能な鉄道路線

上海軌道交通2号線
上海トランスラピッド磁浮線

沿革

2002年12月31日：磁浮線が開業。当時は浦東国際機場駅（浦东国际机场站）という名称でした。
2010年4月8日：上海軌道交通2号線が広蘭路駅から延伸開業し、乗り入れを開始しました。
2024年9月21日：駅名が現在の浦東1号2号航站楼駅に改称されました。

駅構造

上海浦東国際空港のターミナル1とターミナル2は、北歩行道、中歩行道、南歩行道の3つの連絡通路で接続されています。浦東1号2号航站楼駅は、これらのターミナルの中間地点に位置していますが、南北にずれて設置されています。そのため、中歩行道からは両路線の駅にアクセスできますが、北歩行道からは上海トランスラピッドの駅、南歩行道からは上海軌道交通の駅のみ利用可能です。ただし、各歩行道を結ぶ通路も設けられています。

上海軌道交通

上海軌道交通の駅施設は、長さ400メートル、幅50メートルの広さがあります。ホームは地上階にあり、相対式2面2線を有しています。乗車ホーム（上海市街方面）と降車ホームが分かれており、降車ホームに到着した電車は、一旦駅南側の引き上げ線に入った後、乗車ホームに移動します。案内上ののりば番号は設定されていません。

上海トランスラピッド

上海トランスラピッドの駅施設は、面積が6000平方メートルあり、床には大理石が使用されています。ホームは地上階にあり、相対式2面2線を有しています。両ホームとも、当駅到着後、折り返し龍陽路行きとなります。上海トランスラピッドの駅に沿った北歩行道と中歩行道の間には、ファストフード店が並んでいます。また、北歩行道側の改札前には、ローソンやKFCなどの店舗があります。連絡通路には双方向の動く歩道も設置されていますが、各ターミナルから駅までは約250メートル離れています。案内上ののりば番号は設定されていません。

駅周辺

上海浦東国際空港ターミナル1・ターミナル2：駅名の由来となっています。

バス路線

駅周辺には、様々なバス路線が乗り入れています。

隣の駅

上海軌道交通2号線：海天三路駅 - 浦東1号2号航站楼駅
上海トランスラピッド磁浮線：龍陽路駅 - 浦東1号2号航站楼駅

浦東1号2号航站楼駅は、上海浦東国際空港へのアクセスにおいて、非常に重要な役割を果たしている駅です。上海を訪れる際には、ぜひ利用してみてください。

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