涙橋停留場

涙橋停留場について



涙橋停留場（なみだばしていりゅうじょう）は、鹿児島県鹿児島市郡元三丁目に位置する鹿児島市電谷山線の停留場です。本停留場を利用できるのは鹿児島市電の1系統のみです。

歴史


涙橋停留場の歴史は、1917年にさかのぼります。この年の11月3日、鹿児島電気軌道によって「郡元駅」として設立されました。その後、1928年7月1日に鹿児島市電気局として知られる現・鹿児島市交通局に運営が移管され、同年の12月28日には軽便鉄道から軌道への変更が行われ、停留場に改められました。

1959年10月1日には「新川停留場」と改名されましたが、1967年1月1日に現在の「涙橋停留場」という名称が付けられました。そして1990年には涙橋架け替えの決定により、郡元と本停留場間がセンターポール化計画に追加され、1992年には実際にセンターポール化が完了しました。

構造


涙橋停留場は、2面2線の相対式ホームを持つ構造となっています。各のりばは、電車の通過がない限り容易に行き来できるようになっており、両のりばには電車接近を知らせる表示機やアナウンス設備も整っています。また、車椅子の利用も可能ですが、電動車椅子についてはホームの幅が規定を満たしていないため利用できません。

のりば情報


  • - 1系統 - 脇田、谷山方面
  • - 1系統 - 郡元、騎射場、天文館、鹿児島駅前方面

利用状況


涙橋停留場は、周辺の利用や交通網に影響を与える重要な地点となっています。停留場近くの郡元停留場へ向かう軌道には、かつての高架取り付け口の痕跡となる不自然な段差が見受けられます。この区間は昭和20年代までは全長が専用軌道であり、特に鴨池から本停留場間は高架線として利用されていました。その後、郡元と本停留場間もセンターポール化計画に基づいて改変されました。

周辺環境


涙橋停留場の近くには「鹿児島信用金庫 郡元支店」があります。地域の交通の中心として訪れる人々にとって、生活に密着した便利な立地となっています。

隣接する停留場



涙橋停留場は地域の重要な交通インフラとして位置しており、訪れる方々にとって便利な交通手段を提供しています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。