淡梨

淡梨（たんり）

淡梨（たんり、1997年8月10日 - ）は、兵庫県神戸市出身の日本のモデル、俳優です。2020年5月にBELLONA MODEL AGENCYを退所後、6月に有限会社ジャングルに所属し、活動の幅を広げています。

人物

モデル業を中心に活動する傍ら、俳優として映画にも出演。2019年には、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画製作プロジェクト『スペシャルアクターズ』のオーディションに合格し、カルト教団の教祖役を演じました。一度見たら忘れられないその個性的なルックスと存在感で、観客に強烈な印象を与えました。

モデル、俳優業の他に、映像制作にも意欲的に取り組んでいます。イラストを得意とし、高校時代にはアートフェス「PHOTOJAM」に参加。東京造形大学造形学部デザイン学科映画・映像専攻領域に進学後、日本映画大学、日本大学藝術学部との3大学合同制作による短編映画『青曜日』では、マエダカヅキ名義で監督・脚本を担当しました。この作品はクラウドファンディングで資金調達に成功しています。その他、2018年8月には「やりなげアートブックフェア」に参加、大学の課題として短編映画『今日もどこかで起きるそれなりの事件』を制作するなど、多才ぶりを発揮しています。

映画好きになったきっかけは中学生の頃に邦画に触れたこと。普段の性格はお調子者であると語っています。

評価

映画監督の上田慎一郎は、淡梨を「一度見たら忘れられない独特な顔立ちと出で立ち、オーラ、そして若者が胸に抱える青さと焦燥を持っている」と評価し、『スペシャルアクターズ』の怪しげな教祖役に抜擢しました。

共同通信社記者の宮崎晃は、劇中での淡梨について「ユニセックスな印象で、移ろい、気を引く雰囲気がある」と評しています。

お笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹は、『スペシャルアクターズ』の感想として、淡梨が香港の俳優、チャン・クォックァンに似ていると述べ、「また何か別の作品に出てほしい」「淡梨さん、次来るんじゃないですか」と今後の活躍に期待を寄せています。

出演作品

映画

スペシャルアクターズ（2019年） - 大和田多磨瑠 役
アリスの住人（2021年） - 前野賢治 役
エッシャー通りの赤いポスト（2021年）
神は見返りを求める（2022年） - カビゴン 役
笑いのカイブツ（2024年）

テレビドラマ

青きヴァンパイアの悩み（2021年） - 先輩ヴァンパイア 役
武士スタント逢坂くん!（2021年） - ぺぺろんちいの茂助 役
しもべえ（2022年） - 桐島 役

オリジナルビデオ

心霊スパイラル001（2018年）

舞台

川澄くんの恋人（2020年）

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作品

短編映画

青曜日（2018年） - 監督・脚本
今日もどこかで起こるそれなりの事件（2018年）
of down Morpho（2019年） - 監督・脚本

MV

ザ・リーサルウェポンズ「シェイキン月給日」（2019年）

外部リンク

淡梨 ｜ jungle 【ジャングル】（モデルとしてのプロフィール）
淡梨 ｜ jungle 【ジャングル】（俳優としてのプロフィール）
淡梨　tanli - Vimeo
淡梨 tanri (@tan_ii_) - Instagram
とける (@tan_ll_) - Instagram（イラスト用）
* 淡梨 (@tan_ii_) - X（旧Twitter）

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