深浦町立大戸瀬中学校

深浦町立大戸瀬中学校の概要

深浦町立大戸瀬中学校は、青森県西津軽郡深浦町に位置する公立の中学校です。2023年時点での生徒数は36名です。この学校は、旧深浦町の北側一帯を学区としており、一級へき地学校に認定されています。

沿革

大戸瀬中学校は、1947年4月1日に大戸瀬村立修道中学校として開校しました。その後、約3週間後の同年4月22日に開校式が行われました。1950年には、大戸瀬村立大戸瀬中学校に名称が変更され、同年10月には新校舎が落成しました。

1951年11月5日には、校歌が制定され、1953年10月23日には校旗が樹立されました。さらに、1955年に町村合併が行われたことに伴い、現在の「深浦町立大戸瀬中学校」に改称されました。

1969年には校舎が全焼するという不幸な事故が発生しましたが、その後、近隣の小学校および分校の校舎を借りて授業を継続し、1970年に新しい校舎が完成しました。1971年には体育館も完成し、復旧作業が完了しました。

その後、1983年に日本海中部地震が発生し、校舎が大きな被害を受けました。そのため、授業は一時的に中止され、修道小学校の校舎で授業を再開することになりました。1984年には現在の地に新しい校舎が完成し、1985年にはその落成記念式典が行われました。

学区

大戸瀬中学校の学区には、関、岩坂、田野沢、風合瀬（字大磯、汐干浜）、北金ヶ沢、柳田といった地域が含まれています。

生徒数

生徒数については、2023年5月1日現在で36名となっています。少人数のため、生徒同士の関係もより密接で、温かい学習環境が整っています。

アクセス

大戸瀬中学校へのアクセスは、JR東日本五能線の北金ヶ沢駅から徒歩で約2.3km、約40分かかります。車を利用すれば約2.4km、5分でアクセス可能です。また、弘南バスの鰺ヶ沢 - 深浦線「バイパス入口」バス停からも徒歩でのアクセスが可能です。

出身著名人

この学校には相撲部が存在しており、2012年時点で4人の関取を輩出しています。具体的には、元大相撲力士で現年寄の安美錦竜児や、元力士の海鵬涼至、将司昂親、安壮富士清也などが名を連ねています。

脚注と関連項目

この学校に関する詳細な情報は、青森県中学校一覧や、進学前小学校である深浦町立修道小学校の情報を参照することができます。大戸瀬中学校は地域に根ざした教育を行い、地域の文化や歴史を学ぶ場となっています。

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