清水庄平

清水庄平は、1945年8月8日に東京都北多摩郡砂川町（現在の立川市）で生まれました。立川市立西砂小学校、立川市立立川第四中学校、東京都立武蔵高等学校、日本大学法学部法律学科を卒業後、多摩信用金庫に勤務しましたが、後に家業の公衆浴場経営に携わりました。

1982年、立川市議会議員選挙に自民党公認で初当選し、その後3期を務めました。1991年には市議を辞職し、立川市収入役に就任。こちらも3期務めた後、2003年の市長選に無所属で出馬しましたが、現職の青木久に敗れました。

2007年、自民党の推薦を受けて再び市長選に挑戦し、初当選。以後、2011年、2015年、2019年と連続4回当選を果たしました。2019年の選挙では、立憲民主党などが支持する対立候補に僅差で勝利しました。2023年に引退を表明し、後継指名した候補は落選しています。

清水市長の在任中には、様々な市政改革が行われました。職員数の削減、イケアの誘致、家庭ゴミの有料化などがその代表例です。特に、2016年には受動喫煙防止対策として立川駅前の喫煙所を廃止し、その理由として「たき火のような煙は街にふさわしくない」と述べています。また、2020年には新型コロナウイルス対策として、自身を含む特別職の期末手当を減額する条例を提出し、可決されました。

2024年秋の叙勲では、旭日中綬章を受章しています。

清水庄平は、立川市の発展に尽力した政治家として、その功績は多岐にわたります。 市議会議員から市長まで、長年にわたり市政に携わり、数々の政策を実行しました。そのリーダーシップと決断力は、立川市に大きな影響を与えたと言えるでしょう。引退後もその功績は長く語り継がれることでしょう。

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