渚駅 (長野県)

渚駅（なぎさえき）

渚駅は、長野県松本市渚三丁目に位置するアルピコ交通上高地線の駅で、駅番号はAK-03です。1面1線の単式ホームを持つ地上駅で、無人駅となっています。ホーム上には待合室が設置されています。

歴史

この駅は、1922年（大正11年）5月3日に筑摩鉄道の西松本駅（初代）として開業しました。その後、同年10月31日に筑摩電気鉄道へ社名が変更され、1927年（昭和2年）5月1日頃に渚駅へと改称されました。1932年（昭和7年）12月2日には松本電気鉄道に社名が変更されています。

1963年（昭和38年）1月には、渚停車場から渚停留所に変更されました。2011年（平成23年）4月1日には、現在のアルピコ交通へと社名が変更されました。

2012年（平成24年）9月7日には、駅名標のデザインが変更され、アルピコ交通の女性社員が描いた上高地線イメージキャラクター「渕東なぎさ」のデザインが採用されました。さらに、2021年（令和3年）3月30日には、アルピコ交通創立100+1周年を記念して、駅名標が渕東なぎさをデフォルメしたデザインに変更されました。

2021年8月には、大雨の影響で西松本駅 - 渚駅間にある田川橋梁が被災し、運休となりました。これにより、8月16日から松本駅 - 新村駅間で代行バスが運行され、渚駅の代行バス乗り場は南へ約500m離れた山形線の両島口バス停に設けられました。同年10月8日には、渚駅 - 新島々駅間で列車の運転が再開され、代行バスの乗り継ぎ点が渚駅近くの企業敷地内に変更となり、松本駅 - 渚駅間にて代行輸送が行われました。2022年（令和4年）6月10日には、松本駅 - 渚駅間の列車運転が再開され、バス代行輸送は終了しました。

駅構造

渚駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホーム上には待合室のみが設置された無人駅です。かつては貨物ヤードが存在しましたが、2024年時点では住宅分譲地などになっています。

利用状況

松本市統計書によると、1日平均の乗車人員が記載されています。

駅周辺

駅周辺には住宅地が広がっています。

その他

上高地線のイメージキャラクター「渕東なぎさ」の名前は、この渚駅と渕東駅から採られています。

隣の駅

アルピコ交通

■上高地線

西松本駅（AK-02） - 渚駅（AK-03） - 信濃荒井駅（AK-04）

脚注

注釈

出典

関連項目

日本の鉄道駅一覧
渚駅 (岐阜県)

もう一度検索