渡辺芳男

渡辺芳男（わたなべ よしお）

渡辺芳男は、1919年（大正8年）8月24日に生まれ、1995年（平成7年）6月15日に没した日本の政治家です。彼は日本社会党の衆議院議員として2期を務めました。

来歴

静岡県出身の渡辺芳男は、運輸通信省鉄道教習所を卒業後、社会党の道を歩み始めます。彼は日本社会党富士総支部長、日本社会党県本部書記長といった要職を歴任し、地域における社会党の活動を牽引しました。

1967年の第31回衆議院議員総選挙において、静岡2区から日本社会党公認で出馬し、見事初当選を果たしました。しかし、その後の1969年の第32回衆議院議員総選挙、1972年の第33回衆議院議員総選挙では議席を失い、落選を経験します。

政治家としての粘り強さを示すように、1976年の第34回衆議院議員総選挙で再び返り咲き、国政の舞台に戻りました。しかし、1979年の選挙で再び落選し、これを機に政界からの引退を決意しました。

渡辺芳男の政治家としての足跡は、地方組織から国政へと進出し、社会党の理念を体現しようとした姿を示すものです。彼の活動は、当時の社会党の勢力拡大と、地域社会への貢献に寄与しました。

参考文献

* 『朝日年鑑〈1978年版〉』朝日新聞社、1978年。

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