湯川浩司

湯川浩司（ゆかわ こうじ）

1979年9月21日生まれ、大阪府松原市出身のボートレーサー。
大阪支部所属、登録番号は4044。血液型はA型。

人物

大阪府出身ながら、江戸川競艇場での卓越したレース運びから「江戸川浩司」の異名を持つ。
現在は大阪支部の支部長として、選手をまとめる役割も担っている。

師匠は小島幸弘。同じペラグループの先輩には田中信一郎がいる。湯川は田中を非常に尊敬しており、田中もまた湯川の活躍を刺激にしていると語るなど、二人の関係は非常に良好である。

2006年に結婚。2007年の競艇王チャレンジカップ直前に第一子が誕生。その直後のSG制覇は大きな話題となった。

2020年には、サンテレビの番組企画で自宅を公開。ビリヤード台やダーツマシン、スパイダーマンのフィギュアなどが置かれたリビングでハイボールを楽しむ様子が放送された。

来歴

大阪府立羽曳野高等学校を卒業後、本栖研修所へ第85期生として入所。1999年11月14日に地元、住之江競艇場でデビューし、初勝利を飾る。2002年2月には多摩川競艇場で初優勝。

その後、同期の田村隆信、井口佳典、森高一真らと共に「銀河系軍団」として注目を集める。2005年11月、下関競艇場での競帝王決定戦でGI初優勝を達成、同年の年間最多勝も獲得した。
2006年の総理大臣杯競走では1号艇でSG初優出を果たすも、スタートで後手に回り大敗。さらに、女子レーサー横西奏恵への強引な攻めが非難を浴びた。

2007年6月、江戸川競艇場で2度目のGI制覇。その直後のグランドチャンピオン決定戦では1コースから押し切り、悲願のSG初制覇を成し遂げる。85期の中では田村に次ぐ2人目のSG覇者となった。同年11月には競艇王チャレンジカップも制し、年間SG2勝を達成。その年の賞金王決定戦にも初出場を果たした。

2008年のグランドチャンピオン決定戦（福岡・芦屋大会）では、同大会史上初の連覇を達成した。

主な獲得タイトル

SG

2007年07月01日（戸田） 第17回 グランドチャンピオン決定戦
2007年11月25日（浜名湖）第10回 競艇王チャレンジカップ
2008年06月29日（芦屋） 第18回 グランドチャンピオン決定戦
2010年06月27日（大村） 第20回 グランドチャンピオン決定戦

GI

2005年12月06日（下関） 開設51周年記念 競帝王決定戦
2007年06月13日（江戸川） 52周年記念 江戸川大賞
2008年03月20日（平和島） 53周年記念 トーキョー・ベイ・カップ
2009年07月07日（江戸川） 54周年記念 江戸川大賞
2009年12月08日（江戸川） ダイヤモンドカップ
2010年07月28日（多摩川） 56周年記念 ウェイキーカップ競走
2011年06月07日（戸田） 東日本大震災 被災地支援競走 戸田ダイヤモンドカップ
2012年02月19日（住之江） 55周年記念 太閤賞
2013年10月10日（住之江） 高松宮記念特別競走
2016年10月20日（びわこ） 64周年記念 びわこ大賞
2017年06月06日（若松） 65周年記念 読売新聞社杯全日本覇者決定戦
2020年04月19日（蒲郡） 65周年記念 オールジャパン竹島特別
2024年03月04日（江戸川） 68周年記念 江戸川大賞

GII

2015年03月31日（徳山） モーターボート大賞
2020年03月15日（びわこ） 第63回秩父宮妃記念杯
2024年01月20日（江戸川） 江戸川634杯 モーターボート大賞

戦績

出走回数：5920回
1着回数：1644回
優出回数：253回
優勝回数：61回
SG優勝回数：4回
SG優出回数：21回
SG出走回数：909回
G1優勝回数：13回
G1優出回数：63回
G1出走回数：2012回
フライング(F)回数：20回
出遅れ(L)回数：1回
通算勝率：7.17
2連対率：49.98
3連対率：67.70
生涯獲得賞金：1,447,330,472円

関連項目

大阪支部の選手
倉谷和信
田中信一郎
松井繁
太田和美
石野貴之
85期の選手
杉江浩明
興津藍
井口佳典
森高一真
田口節子
田村隆信
谷村啓司
高沖健太
加納直人
丸岡正典
西原明生
佐々木裕美
田中健太郎
柴田友和
伊藤将吉
山本隆幸
競艇選手一覧

外部リンク

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BOATRACE Official Website レーサープロフィール
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今季成績 by Miyajima Kyotei Freaks
通算成績 by Miyajima Kyotei Freaks
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