湾岸舞洲出入口

湾岸舞洲出入口

湾岸舞洲出入口（わんがんまいしまでいりぐち）は、大阪府大阪市此花区に所在する阪神高速道路5号湾岸線に設けられた出入口施設です。出入口番号は「5-03」が付与されています。

名称の変更と沿革

この出入口は、かつては「北港西出入口」として供用されていました。その後、2013年（平成25年）5月25日に、阪神高速2号淀川左岸線の延伸区間が開通したのに合わせ、現在の名称である湾岸舞洲出入口に改称されました。名称変更の背景には、周辺開発や道路網の再編などが考えられます。ただし、この出入口から阪神高速2号淀川左岸線へ直接乗り入れることはできません。

料金所施設

当出入口には「湾岸舞洲料金所」が設置されています。料金所のブースは合計3つ設けられており、その構成は以下の通りです。

ETC専用ブース: 2箇所（うち1レーンは常時閉鎖）
サポートブース: 1箇所

特に注目すべき点として、2024年（令和6年）9月3日より、入口料金所がETC専用となりました。これにより、ETCを搭載していない車両は、現金やクレジットカードでの通行ができなくなりましたので、利用の際は注意が必要です。

接続する道路

湾岸舞洲出入口は、主に此花大橋を介して周辺の一般道と接続しています。此花大橋は、此花区本土と人工島である舞洲を結ぶ重要な橋梁であり、当出入口を利用することで、この橋を経由して舞洲方面へのアクセスが可能となります。

阪神高速5号湾岸線上での位置

阪神高速5号湾岸線における湾岸舞洲出入口の前後関係は以下のようになっています。神戸・大阪方面から泉佐野方面に向かう場合、(5-02)天保山ジャンクション/天保山出入口、北港ジャンクションを経て当出入口に至り、その先にはかつて存在した中島料金所（現在は廃止）があり、さらに進むと(5-04, 5-05)中島出入口があります。泉佐野方面から神戸・大阪方面に向かう場合は、この逆の順序となります。当出入口は、北港ジャンクションを介して他の路線とも間接的に接続する要衝の一つとなっています。

周辺エリア

この出入口は、人工島である舞洲へのアクセス拠点として機能しており、周辺には様々な施設が集まっています。具体的には、大規模なスポーツ施設やアリーナなどが整備された舞洲スポーツアイランドや、物流拠点である佐川急便湾岸センター営業所、北港ヨットハーバーなどがあります。また、国内外から多くの観光客が訪れる一大テーマパークであるユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）へのアクセスにも利用されることがあります。

利用上の注意

繰り返しになりますが、湾岸舞洲出入口からは阪神高速2号淀川左岸線へ直接接続することはできません。淀川左岸線を利用する場合は、北港ジャンクションなどで乗り換える必要があります。

関連事項

湾岸舞洲出入口に関連する事項としては、その所在地である北港（大阪北港）エリア全体や、この地域の開発・交通インフラに関わる大阪港トランスポートシステム（OTS）などが挙げられます。また、他の高速道路出入口と比較する際には、日本のインターチェンジ一覧なども参考になるでしょう。近隣には、淀川左岸線側に設けられた淀川左岸舞洲出入口もあり、合わせて知っておくと周辺の高速道路網の理解が深まります。阪神高速道路株式会社の公式サイトでも詳細な情報が提供されています。

当出入口は、舞洲エリアへの主要な玄関口として、物流やスポーツ、レジャーなど、様々な目的で利用される重要な交通結節点となっています。

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