濃飛倉庫運輸

濃飛倉庫運輸株式会社：日本の総合物流をリードする企業

濃飛倉庫運輸株式会社は、1916年（大正5年）に岐阜県岐阜市で創業した歴史ある総合物流企業です。長年に渡る経験と実績を基に、倉庫業、通関業、貨物自動車運送業、貨物利用運送事業、港湾運送事業など、幅広い物流サービスを提供しています。国内では、東京、名古屋、大阪といった主要都市をはじめ、岐阜地区を中心に67ヶ所の物流拠点を展開し、保管、流通加工、輸配送といった総合的な物流ソリューションを提供しています。

グローバルな物流ネットワーク

国際物流においても、濃飛倉庫運輸株式会社は強みを発揮しています。中国（香港、上海、青島、深圳）、タイ（バンコク）、インドネシア（タンゲラン）、ベトナム（ホーチミン、ハノイ）、カンボジア（プノンペン）など、アジア各国に11ヶ所の現地法人や駐在員事務所を設置し、グローバルな物流ネットワークを構築しています。輸出入関連業務を含む国際物流拠点として、世界各国との円滑な物流を支えています。

信頼と安全性の高い物流サービス

同社は、「新時代の物流を創造する」というキャッチフレーズを掲げ、陸海空あらゆる輸送手段を駆使し、シームレスな輸送サービスを提供することに注力しています。2017年には、税関手続きの簡素化や緩和が認められる「認定通関業者（AEO通関業者）」の認定を取得。これは、貨物のセキュリティ管理と法令遵守体制が高度に整備されている事業者に与えられるものであり、同社の高い信頼性と安全性を示す証です。

社会貢献への取り組み

濃飛倉庫運輸株式会社は、単なる物流企業にとどまらず、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。2020年には、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ギフパッキングと共同で段ボールパーティションを開発。感染症対策に貢献しました。また、岐阜市の観光PRラッピングトラックを運行するなど、地域社会への貢献にも力を入れています。

歴史と発展

同社の歴史は、1916年の創業に始まります。創立以来、幾多の困難を乗り越えながら、常に時代の変化に対応し、事業を拡大してきました。昭和初期の親会社破産や岐阜空襲による倉庫焼失といった危機を乗り越え、政府米保管事業や駐留軍への資材保管など、新たな事業に果敢に挑戦することで、事業基盤を確立しました。1950年の富養運輸との合併による社名変更、名古屋港営業所の開設による保税許可取得、東京・名古屋・大阪の3大都市圏を繋ぐ一般路線貨物自動車運送事業免許の取得など、その発展の歴史は、日本の物流業界の歴史と深く関わっています。情報処理システムの独自開発や、全国初の着発線荷役（E＆S）方式の採用など、先進的な技術導入にも積極的に取り組んできました。

充実した国内外の拠点

濃飛倉庫運輸株式会社は、国内外に広範なネットワークを構築しています。国内拠点は関東、中部、関西エリアに広がり、それぞれの地域特性に合わせた物流サービスを提供しています。海外拠点も充実しており、アジア各国の主要都市に展開し、グローバルなサプライチェーンをサポートしています。

多様なサービス提供

物流事業以外にも、民間車検を含む車両の整備・点検、オフィスビル賃貸、トランクルーム、貸パーキング、引越サービス、タクシー事業、文書保管など、幅広いサービスを提供しています。

企業理念と未来

濃飛倉庫運輸株式会社は、創業以来培ってきた信頼と実績を基に、これからも「新時代の物流を創造する」という理念の下、社会のニーズに応える物流サービスを提供し続け、日本の物流業界を牽引していくことでしょう。 その歴史と発展、そして社会貢献への姿勢は、今後の物流業界にとって重要な指標となるでしょう。

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