濡れまんじゅう

濡れまんじゅう

「濡れまんじゅう」（ぬれまんじゅう、NUREMANJYUU）は、かつて動画配信プラットフォームGYAO!にて展開されたインターネット番組です。2011年1月から同年10月にかけて収録・配信され、現在は過去の収録分が配信されている状況です（※入力情報に基づいています）。本放送に先立ち、「もっとよしもと」（旧よしもとオンライン）での先行ライブ配信も行われていました。

番組の企画と内容

この番組の根幹をなすのは、視聴者から寄せられる多岐にわたる疑問、質問、そして要望に対し、レギュラー出演者であるお笑いコンビ「野性爆弾」の二人と、番組スタッフが力を合わせて応えていくというユニークな形式です。視聴者との双方向性を重視し、彼らが抱く素朴な疑問から突飛なリクエストまで、様々なテーマを取り扱いました。

番組開始当初は「結果オーライ」という名称でしたが、記念すべき初回配信の中で、野性爆弾の川島邦裕氏の発案により、現在の番組名である「濡れまんじゅう」へと改題されました。このエピソードからも、野性爆弾、特に川島氏の個性が番組全体に色濃く反映されていることが伺えます。

番組制作を支えるスタッフは、主に「あべさん」「イエッチ」「サイモン」と呼ばれる3名のメンバーで構成されています。彼らは視聴者からの疑問解決や要望実現のために、事前にロケなどの企画を用意し、野性爆弾に提案する役割を担います。しかし、この提案に対して川島氏が渋る、あるいは難色を示すといったやり取りが、番組内では一種の「お約束」となっており、予測不能な展開や笑いを生む要素の一つとなっていました。

主な撮影場所は、東京都内にある吉本興業の本社内が中心でしたが、企画内容によっては外部でのロケも実施されました。これにより、スタジオ収録だけでは得られない、多様な映像と雰囲気を提供していました。

番組を彩る要素

番組のオープニングテーマ曲や、インターネット上での告知に使われるバナーなどは、野性爆弾の川島邦裕氏自身が手掛けています。これは、番組のクリエイティブな側面にも彼のセンスが反映されていることを示しています。

また、番組の出演者たちが身につけているフェルト製のバッジも特徴的でした。これは、視聴者の一人である「ミヤタさん」という方が制作したもので、レギュラーメンバーそれぞれの個性を捉えたキャラクターがデザインされています。こうした視聴者参加型の要素も、番組と視聴者との間の繋がりを深める役割を果たしていました。

キャストと制作チーム

本番組のレギュラー出演者およびスタッフは以下の通りです。

レギュラー出演

野性爆弾
川島邦裕
ロッシー

スタッフ

あべさん
イエッチ
サイモン

ゲスト出演

番組には、レギュラーメンバーに加えて多くのゲストが登場し、番組内容に多様な視点や賑わいを加えていました。主なゲスト出演者（敬称略）は以下の通りです。

藤本敏史（FUJIWARA）
GO!皆川
児玉智洋（ジューシーズ）
池谷賢二（犬の心）
熊谷岳大（ガリットチュウ）
藤森慎吾（オリエンタルラジオ）
阿部智則（POISON GIRL BAND）
タケト（Bコース）
大地洋輔（ダイノジ）
おもしろ佐藤（御茶ノ水男子）
しいはしジャスタウェイ（御茶ノ水男子）
ムーディ勝山
ハブ（Bコース）
竹若元博（バッファロー吾郎）
佐田正樹（バッドボーイズ）
かじがや卓哉
金田哲（はんにゃ）
河本準一（次長課長）
水口靖一郎（ソラシド）
ナベ（Bコース）

これらのゲストたちは、様々なテーマの回に登場し、野性爆弾やスタッフとの掛け合いを通じて番組を盛り上げました。

「濡れまんじゅう」は、野性爆弾の持つ独特の世界観と、視聴者からのリアルな声に基づいた企画が融合した、インターネット配信ならではの自由な雰囲気が魅力の番組でした。

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