瀬々串駅

瀬々串駅について

瀬々串駅（せせくしえき）は、鹿児島県鹿児島市喜入瀬々串町にある、九州旅客鉄道（JR九州）指宿枕崎線の駅です。駅のアイコンには「つわぶき」が用いられています。

歴史

1934年（昭和9年）5月20日：鉄道省指宿線（現在の指宿枕崎線）の駅として開業しました。
1962年（昭和37年）8月20日：貨物の取り扱いが廃止されました。
1963年（昭和38年）10月31日：指宿線が指宿枕崎線に改称され、それに伴い同線の駅となりました。
1983年（昭和58年）3月8日：指宿枕崎線のCTC化（列車集中制御装置導入）により、無人駅となりました。同時に荷物の取り扱いも廃止されました。
1986年（昭和61年）4月1日：利用者の増加に伴い、再び有人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道（JR九州）の駅となりました。
1990年（平成2年）4月1日：有人駅の整理に伴い、再度無人駅となりました。
2012年（平成24年）12月1日：ICカード「SUGOCA」が利用できるようになりました。
2020年（令和2年）5月30日：駅遠隔案内システム「ANSWER」が導入されました。

駅構造

瀬々串駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換が可能です。両ホームは跨線橋で連絡しています。駅舎側の1番ホームは主に下り列車が使用しますが、上り列車用の信号機も設置されており、必要に応じて上り列車も使用可能です。定期的な折り返し列車は設定されていませんが、悪天候などで運転規制が行われた際には、当駅で折り返すことがあります。このため、指宿枕崎線で使用されるキハ200系には、瀬々串行きの表示が用意されています。

駅は無人駅であり、以前はモルタル製の駅舎でしたが、2008年に解体され、簡素な駅舎に建て替えられました。

ICカードと乗車券

IC乗車カード「SUGOCA」が利用可能です。また、SUGOCAと相互利用可能な他のICカードも利用できます。駅には簡易SUGOCA改札機が設置されていますが、SUGOCAの販売やチャージは行っていません。ICカード以外の普通乗車券は、駅の集札箱に投入するか、車掌が回収します。集札箱と簡易改札機は、駅舎内と2番ホームの鹿児島中央駅寄りの端の2ヶ所に設置されており、どちらからでも駅の出入りが可能です。

2番ホームの出入口前には、海岸に面した駅としては珍しく、鹿児島市水道局の瀬々串第2水源地（水源は地下水）があります。これは、かつてこの駅にあった蒸気機関車用の給水設備を転用したものです。また、ICカード非対応の簡易型自動券売機が設置されています。駅にはトイレは設置されていませんが、駅前にコンビニエンスストアがあります。

のりば

番線	路線	方向	行先
--	--	---	----
1	指宿枕崎線	下り	指宿方面
2	指宿枕崎線	上り	鹿児島中央方面

利用状況

2015年度の1日平均乗車人員は184人です。

駅周辺

国道226号
鹿児島市立瀬々串小学校
瀬々串郵便局

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

■指宿枕崎線

■快速「なのはな」：通過
■普通：平川駅 - 瀬々串駅 - 中名駅

脚注

（省略）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

瀬々串駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

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