熊野町 (板橋区)

東京都板橋区熊野町の詳細

熊野町（くまのちょう）は、東京都板橋区の東端に位置する町名です。丁目の設定がない単独町名であり、町内全域で住居表示が実施されています。この地域は、交通の要所でありながら、歴史と地域コミュニティが息づく場所でもあります。

地理

熊野町は、板橋区の最東端に位置し、北は大山金井町、東は豊島区池袋本町、南西は中丸町と隣接しています。町域の東部を南北に首都高速道路が走り、南辺には東西に国道254号線（川越街道）が通っています。また、東京都道317号環状六号線（山手通り）も町域を通過しており、交通アクセスに優れた立地です。

歴史

この地域は、1871年（明治4年）に浦和県（現在の埼玉県）から東京府に編入されました。1889年には板橋町の一部となり、1932年に板橋区が成立するとその一部となりました。1958年には、板橋区板橋町2～4丁目から熊野町が正式に成立し、1971年（昭和46年）には住居表示が実施されました。

2022年（令和4年）には、熊野町交差点（国道254号と山手通りが交差する地点）で年間19件の人身事故が発生し、全国で最も事故の多い交差点となりました。

地名の由来

町名は、この地域に鎮座する熊野神社に由来しています。

世帯数と人口

2024年（令和6年）3月31日現在、板橋区が発表したデータによると、熊野町の世帯数は2,923世帯、人口は4,635人です。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は、以下の通りです。（具体的な数値は省略）

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移は、以下の通りです。（具体的な数値は省略）

学区

熊野町に住む児童・生徒が通う区立小・中学校は以下の通りです（2021年8月時点）。

小学校: 板橋区立板橋第七小学校
中学校: 板橋区立板橋第一中学校

事業所

2021年（令和3年）の経済センサス調査によると、熊野町には149の事業所があり、従業員数は1,513人です。

事業所数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移は、以下の通りです。（具体的な数値は省略）

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移は、以下の通りです。（具体的な数値は省略）

交通

鉄道

町域内には駅はありませんが、近隣の駅が利用可能です。

東武鉄道: 東武東上線 大山駅（大山町および大山東町）

バス

国際興業バスが運行しています。

中丸町坂上: 赤51系統（西が丘経由赤羽駅西口行き、サンシャインシティ経由池袋駅東口行き）、光02系統（光が丘駅行き、サンシャインシティ経由池袋駅東口行き）、池55系統（小茂根五丁目行き、サンシャインシティ経由池袋駅東口行き）
熊野町: 赤51系統（西が丘経由赤羽駅西口行き、サンシャインシティ経由池袋駅東口行き）、光02系統（光が丘駅行き、サンシャインシティ経由池袋駅東口行き）、池55系統（小茂根五丁目行き、サンシャインシティ経由池袋駅東口行き）、池02系統（池袋駅西口始発熊野町循環）、池04系統（池袋駅西口始発中丸町循環、平日6便のみ運行、土休日運休）

過去には、池20系統と池21系統も熊野町に停車していましたが、安全上の理由から2016年3月15日をもって廃止されました。

道路

国道254号（川越街道）
東京都道317号環状六号線（山手通り）
熊野町ジャンクション（首都高速5号池袋線、首都高速中央環状新宿線）

その他

日本郵便

郵便番号は173-0025で、集配局は板橋郵便局です。

関連項目

熊野町 (曖昧さ回避))

脚注

（具体的な脚注は省略）

外部リンク

板橋区公式サイト

以上が、東京都板橋区熊野町の詳細な情報です。

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