光が丘駅

光が丘駅 (ひかりがおかえき)

光が丘駅は、東京都練馬区光が丘二丁目にある、東京都交通局（都営地下鉄）大江戸線の駅です。駅番号はE38で、大江戸線の終着駅となっています。光が丘団地のほぼ中心に位置し、駅周辺には大規模商業施設「光が丘IMA」があります。

概要

光が丘駅は、練馬区の北端に位置し、板橋区や埼玉県和光市との境界に近い場所にあります。駅は駅前大通りの地下を通っており、西から南に進むと、地下車両基地の高松車庫に繋がっています。

2016年の交通政策審議会答申第198号では、大江戸線の延伸計画が示され、当駅から練馬区大泉学園町、埼玉県新座市、東京都清瀬市を経由し、埼玉県所沢市の東所沢駅まで延伸する構想があります。このうち、大泉学園町までの区間では、導入空間となる都市計画道路の整備が進められています。

ホームは地上から11.9mの深さにあり、大江戸線内で最も浅い場所に位置しています。また、都営地下鉄の駅としては最西端にあります。東京都交通局の資料によると、「深さ」は駅の中心位置の地表からホーム面までの距離を示します。

歴史

1991年（平成3年）12月10日：都営12号線の駅として開業しました。
2000年（平成12年）4月20日：都営12号線が大江戸線に改称されました。
2007年（平成19年）3月18日：ICカード「PASMO」の利用が可能になりました。
2012年（平成24年）12月8日：ホームドアが供用開始されました。

駅構造

島式ホーム1面2線の地下駅です。出入口は5か所あり、そのうち1か所ずつが光が丘IMAと練馬区役所光が丘出張所に併設されています。

当初、大江戸線は大型20m級車両による10両編成での運転が計画されており、当駅は島式ホーム2面4線で計画されていましたが、計画の縮小により現在の形となりました。

のりば

（出典：都営地下鉄:駅構内図）

折り返し電車は、当駅の先にある2本の引き上げ線で折り返します。引き上げ線は、さらに高松車庫への入出庫線（延長625m）に続いています。引き上げ線は分岐側となっており、本線は将来の大泉方面への延伸に備えた構造となっています。そのため、大泉方面に向かう下り線（B線）は、高松車庫への入出庫線を35‰の勾配でアンダーパスする部分まで構築されていますが、上り線（A線）はそこまで構築されていません。

利用状況

2022年（令和4年）度の1日平均乗降人員は52,831人（乗車人員：26,478人、降車人員：26,353人）です。大江戸線の単独駅では勝どき駅に次いで利用者が多い駅です。

開業以降の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の表の通りです。

（表データは省略）

駅周辺

光が丘
光が丘公園
光が丘団地
光が丘IMA
イオン
LIVIN
リブロ
四谷学院光が丘駅前教室
練馬区役所光が丘出張所
警視庁光が丘警察署
光が丘郵便局（集配局、風景印あり）
練馬区立光が丘図書館
光が丘清掃工場
練馬光が丘病院
練馬区立光が丘四季の香小学校
練馬区立光が丘春の風小学校
練馬区立光が丘夏の雲小学校
練馬区立光が丘秋の陽小学校
練馬区立光が丘第一中学校
練馬区立光が丘第二中学校
練馬区立光が丘第三中学校
練馬区立光が丘第四中学校
東京都立田柄高等学校
東京都立光丘高等学校
光が丘東大通り
光が丘西大通り
夏の雲公園
東京都道443号南田中町旭町線
木場車両検修場高松車庫

バス路線

光が丘駅

1番のりば

西武バス
土支田循環（光202）：光が丘公園、土支田八幡、土支田地蔵方面
保谷ルート：練馬光が丘病院行き
国際興業バス
北町ルート：光が丘公園、練馬第七出張所、練馬北町車庫、北町一丁目経由 東武練馬駅入口循環
北町ルート：光が丘公園、練馬第七出張所、北町小学校経由 東武練馬駅入口循環（1日4本）
北町ルート：練馬光が丘病院行き
氷川台ルート：練馬春日町駅東、練馬駅、氷川台駅、氷川台福祉園、東武練馬駅入口経由 練馬北町車庫循環
氷川台ルート：練馬光が丘病院経由、光が丘公園行き

2番のりば

国際興業バス
光01：光が丘七丁目、平和台駅経由 練馬北町車庫行き（朝のみ運転）
光02：光が丘七丁目、平和台駅、練馬北町車庫、ときわ台駅入口経由 池袋駅東口行き
光04：田柄五丁目、平和台駅、錦団地経由 練馬北町車庫行き（昼以降運転）

3番のりば

西武バス
光31・練高01・練高02：旭町二丁目経由 成増駅南口行き
練高01：光が丘三丁目経由 練馬高野台駅行き
練高02・深夜バス：光が丘三丁目、練馬高野台駅経由 南田中車庫行き
練高03：光が丘七丁目、練馬高野台駅経由 南田中車庫行き
練馬区みどりバス保谷ルート：長久保、都民農園、大泉第三小学校、西大泉五丁目経由 保谷駅北口行き（西武バスが受託運行、2022年10月にルート変更）

4番のりば

国際興業バス・西武バス（みどりバス含む）：降車専用。



2001年4月20日から2003年3月の間、西武バス・国際興業バス・京浜急行バスの3社で、光が丘駅 - 成増駅 - 高島平駅 - 羽田空港を結ぶ空港リムジンバスが共同運行されていましたが、利用者が少なかったため廃止となりました。その後、2021年7月16日より東京空港交通が光が丘地区にあるホテルカデンツァ東京発着で羽田空港リムジンバスの運行を再開しています。

光が丘IMA

駅に直結した大型商業施設です。

隣の駅

東京都交通局（都営地下鉄）

都営大江戸線
練馬春日町駅 (E 37) - 光が丘駅 (E 38)

脚注

出典

東京都統計年鑑
東京都交通局 各駅乗降人員

参考文献

東京都交通局建設工務部管理課 編『大江戸線放射部建設史』東京都交通局、2003年3月。

関連項目

光が丘 ([[練馬区)]]
日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 光が丘 ｜ 東京都交通局

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