片岡奨人

片岡 奨人について

片岡奨人（かたおか しょうと）は、1997年11月16日生まれの元プロ野球選手で、主に外野手として活動していました。北海道の二海郡八雲町で育ち、プロ野球選手への道を歩むことになります。

経歴

プロ入り前

彼の野球人生は札幌日本大学高等学校から始まります。高校時代には、秋季全道大会でチームをベスト4に導くも、甲子園には出場していません。卒業後は東日本国際大学に進学し、3年の秋からはチームの主将を務めました。この時、大学チームは初めて明治神宮野球大会に出場しました。さらに、全日本大学野球選手権大会にも出場し、4年の春季リーグではその活躍が評価されMVPに輝くこととなりました。

プロ入り

2019年10月17日、彼はプロ野球ドラフトで北海道日本ハムファイターズから7位指名を受け、11月14日に契約を結びました。契約内容は、契約金2000万円と年俸700万円（推定）です。背番号は67に決まりました。

プロキャリア

初年度（2020年）

2020年シーズンは、一軍には昇格できず、主にイースタン・リーグでプレーしました。出場試合は56試合で、打率は.230、ホームランはゼロで、18打点を記録しました。

2021年シーズン

2021年も一軍昇格がないまま過ぎ、一方でイースタン・リーグでは62試合に出場し、打率.239、3本塁打、20打点を記録しました。この年も一軍での出場は実現しませんでした。

2022年シーズン

2022年になると、5月に初の一軍登録を果たしました。5月5日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初出場を果たしましたが、結果は5打数無安打4三振と苦しみました。11日には登録抹消されました。その後、7月21日に特例2022で再び一軍に昇格し、8月7日のオリックス・バファローズ戦で初安打を放ちました。しかし、一軍での成績は13試合出場の打率.125と十分ではなく、8月15日には再び登録抹消となり、10月3日に戦力外通告を受けました。

引退後

現役を引退後、片岡は球団職員としての新たな道を歩むことを決めました。チーム管理部門の役職に就くこととなりました。

選手としての特性

片岡選手の特徴としては、50メートル走が6秒を切るスピードと110メートルの遠投を誇る強肩が挙げられます。外野手として3つのポジション（左翼手、中堅手、右翼手）を守れる柔軟性を持ち、打撃においても広角に打ち分ける技術や、確実性を兼ね備えています。

記録

• - 初出場: 2022年5月5日、対東北楽天ゴールデンイーグルス（札幌ドーム）
• - 初安打: 2022年8月7日、対オリックス・バファローズ（京セラドーム大阪）

背番号

• - 背番号: 67（2020年 - 2022年）

音楽

• - 登場曲: 「揺れる想い」（ZARD, 2022年）

まとめ

片岡奨人選手はその努力と才能でプロ野球界に身を投じましたが、様々な困難を経て引退を決意しました。今後は新たな職務に取り組む姿が期待されます。

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