牛田駅 (東京都)

牛田駅の概要

牛田駅（うしだえき）は、東京都足立区千住曙町に位置する、東武鉄道伊勢崎線の駅です。この駅は「東武スカイツリーライン」として知られる区間に含まれており、駅番号はTS 08です。近くには京成電鉄本線の京成関屋駅があり、両駅は道路を挟んで対面しているため、利便性の高い連絡駅となっています。

駅の歴史

牛田駅は、1932年9月1日に開設されました。その後の発展として、2006年にはエレベーターと多機能トイレが新設され、バリアフリーに向けた改修が進められました。そして、2012年3月には駅ナンバーTS 08が導入され、その後9月には発車メロディが設置されました。さらに、2013年にはトイレが浅草寄りへ移設され、待合室も新たに1番線ホームに追加されました。

駅の構造

この駅は、相対式ホームが2面2線あり、地上駅として構造されています。ホームの有効長は10両編成に対応していますが、東京メトロ半蔵門線や東急田園都市線の直通電車は通過します。駅舎は北千住方面行きのホーム先端に位置しており、各ホーム間は地下通路で接続されています。また、バリアフリーに配慮し、エレベーターも設置されています。

のりば情報

牛田駅では、日中の時間帯に発着する列車は全て浅草駅と北千住駅を結ぶシャトル列車となっており、それ以外の駅を利用する場合は乗り換えが必要です。朝や夕方には、浅草駅から館林駅や東武動物公園駅、南栗橋駅などへ向かう区間急行や区間準急も運行されています。

利用状況

2024年度の1日平均乗降人員は20,820人にのぼります。かつては急行が停車する曳舟駅よりも多くの利用者がありました。この数値からも牛田駅の交通の便の良さが伺えます。

駅周辺の施設

牛田駅は千住曙町に位置しており、その周辺には千住東町、千住関屋町、柳原の地域があります。近隣には、京成関屋駅や東京水辺ラインの千住発着場、足立郵便局、柳原リハビリテーション病院、海外技術者研修協会（AOTS）東京研修センターなど、多くの施設が立ち並んでいます。

その他の情報

牛田駅と北千住駅間にはかつて中千住駅が存在していました。現在はその面影は消えましたが、北千住方面には留置線や線路跡が残っています。

牛田駅は、周辺の交通網や施設との連携が強く、地域住民や訪問者にとって利便性の高い交通拠点となっています。

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