狸の大将

『狸の大将』は、1965年7月25日に東宝系で公開されたコメディ映画です。監督・脚本は山本嘉次郎が担当し、主演は小林桂樹と淡路恵子が務めました。

物語は、詐欺師の秋山宇佐吉がデパートで女スリの浪野ナミと出会うことから始まります。ひょんなことからナミの逮捕に協力した宇佐吉でしたが、釈放されたナミは宝石店で宝石を盗み、宇佐吉は巻き添えで刑務所へ送られる羽目に。数か月後、宇佐吉が出所すると、二人は再び出会い、今度は共同で詐欺を働くことを企てます。

本作は、『天才詐欺師物語 狸の花道』に続く『狸シリーズ』の第2作で、山本嘉次郎が監督、プロデュース、脚本を手掛けています。コミカルな展開と予測不能なストーリーで、観客を飽きさせない作品となっています。

主な登場人物

秋山宇佐吉：小林桂樹
浪野ナミ：淡路恵子
寿亀助：伴淳三郎

スタッフ

製作・脚本・監督：山本嘉次郎
撮影：斎藤孝雄
音楽：広瀬健次郎

『狸の大将』の魅力

小林桂樹と淡路恵子のコミカルな演技
山本嘉次郎監督による予測不能なストーリー展開
詐欺師コンビによる痛快な騙し合い

『狸の大将』は、詐欺師コンビの活躍を描いた、笑いとスリル満載のコメディ映画です。ぜひ一度ご覧ください。

同時上映

『四谷怪談』

参考文献
* 「演技者 小林桂樹の全仕事」（ワイズ出版）

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