玉野駅

玉野駅（たまのえき）

玉野駅は、愛知県一宮市玉野字河端に位置する名古屋鉄道（名鉄）尾西線の駅です。駅番号はBS08。

概要

一宮市内の鉄道駅としては最西端かつ最南端に位置し、尾西線内では当駅と開明駅のみが旧尾西市域にあります。普通列車のみが停車し、駅のすぐ横には道路（終日歩行者専用）が通っています。近隣には萬葉公園があり、桜の名所として知られています。また、玉野駅から山崎駅にかけての車窓からは、美しい銀杏の黄葉を眺めることができます。

運行本数は毎時4本で、名鉄名古屋駅まで約40分、名鉄一宮駅まで約15分、津島駅まで約18分でアクセス可能です。駅周辺には高等学校があり、津島市、愛西市、稲沢市西部の会社員や学生の通勤・通学の足として利用されています。また、新聞などの輸送も行われています。

歴史

1924年（大正13年）10月1日：尾西鉄道の駅として開業。
1925年（大正14年）8月1日：名古屋鉄道が尾西鉄道を買収し、名鉄尾西線となります。
1948年（昭和23年）11月1日以前：無人化。
2007年（平成19年）12月14日：SFトランパスを導入（この頃までに駅舎が完成し、駅の出入り口が1つになります）。
2011年（平成23年）2月11日：ICカードmanacaを導入。
2012年（平成24年）2月29日：トランパスの供用を終了。

駅構造

4両編成に対応した単式1面1線のホームを持つ地上駅です。ホームはカーブしており、名鉄三河線の平戸橋駅と似た構造をしています。ホームと電車の間には隙間と段差があるため、到着時には「ホームと電車の間が開いています。足元にご注意ください」というアナウンスが流れます。ホームには、安全確認のためのミラーとモニターテレビが設置されています。

駅舎建築の際にホームの一部が撤去され、南側に延長されたため、自動改札導入以前とはホームの位置と入り口が異なっています。

以前は簡易委託乗車券を販売していましたが、2007年10月25日に販売を終了しました。自動券売機はICカード非対応のものが1台設置されています。自動精算機も1台設置されています。

2台の自動改札機（1台はICカード専用）が設置されており、manacaが利用可能です。ホームにはアサヒ飲料の自動販売機が1台設置されています。

利用状況

2020年度の1日平均乗降人員は789人です。

名鉄全駅（275駅）中225位、尾西線（22駅）中18位（2013年度）。

1992年度の1日平均乗降人員は1,022人で、名鉄全駅（342駅）中218位、尾西線（23駅）中15位でした。

2010年度の1日平均乗車人員は438人でした。

駅周辺

隣の駅
名古屋鉄道
BS 尾西線（名鉄一宮〜津島）
山崎駅（BS07） - 玉野駅（BS08） - 萩原駅（BS09）

外部リンク

* 玉野駅 - 名古屋鉄道

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