田口成浩

田口成浩のプロフィールと経歴

田口成浩（たぐち しげひろ）は、1990年3月25日生まれの日本のプロバスケットボール選手です。秋田県仙北郡角館町出身で、現在はB.LEAGUEの秋田ノーザンハピネッツに所属しています。ポジションはシューティングガードです。プロ選手としての活動は2012年から始まり、これまで数々の栄誉を受けてきました。

学生時代の歩み

田口は角館中学校では野球を行っていましたが、明桜高校に進学後、2人の姉の影響でバスケットボールに転向しました。中高時代は全国大会には出場できなかったものの、特に能代工業高校の試合では一人で29得点を挙げるなど、その実力が注目されました。2008年には富士大学に進学し、そこでの活躍がさらに評価されました。1年生からレギュラーとして出場し、特にリバウンド王や得点王、ベストファイブ賞などを多数受賞しました。

プロ選手としてのキャリア

2012年2月、田口はアーリーエントリー制度を利用して秋田ノーザンハピネッツに入団しました。初出場となる信州ブレイブウォリアーズ戦で、スリーポイントを5本決めるなど印象的なデビューを果たしました。その後も活躍を続け、2013-14シーズンにはスリーポイント成功率がリーグで最も高い選手となり、同時にオールスターゲームにも選出されました。

2014-15シーズンにはさらなる飛躍を遂げ、試合における得点やリバウンドの面でチームに大きく貢献しました。特に、プレーオフでは試合の決定的瞬間にリバウンドを取り、ブザービーターを決めて勝利に導く活躍がありました。このように田口は、常に重要な場面でチームを支える選手として位置付けられています。

2017-18シーズンには秋田ノーザンハピネッツの主将に就任。これによって、チームをB1に復帰させる大きな役割を果たしました。個人的にはフリースローのタイトルやシーズンMVPを獲得しています。

日本代表としての活動

田口は日本代表候補にも選ばれており、2014-15シーズン終了後にはリオデジャネイロオリンピック予選に向けたメンバーに名を連ねました。その後、2016年にはオリンピック最終予選の候補選手としても選出されましたが、本選出には至っていません。

個人的な側面

田口のトレードマークとも言える独特の掛け声「おいさー」は、出身地である角館の祭りに由来しています。このような背景から、彼は地域とのつながりを大切にしています。また、中学時代まで野球をしていたこともあり、時折自身のSNSでも野球についての発言をしています。

結論

田口成浩は、独自のスタイルと情熱を持ち続け、プロバスケットボール選手としての道を歩んできました。彼の活躍は、これからの日本のバスケットボール界にとっても大いに期待されています。

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