白旗山

白旗山（しらはたやま）について

白旗山は、北海道札幌市清田区有明に位置する高さ321.5mの低山であり、その名は屯田兵が測量時に立てた白旗に由来しています。この山は厚別川や平岡公園の梅林と並ぶ清田区の象徴的な存在で、自然やスポーツを楽しむ場として広く知られています。

白旗山競技場

1990年12月に完成した白旗山競技場は、1972年の札幌オリンピックで使用された真駒内距離競技場の後継として、FIS公認のスキー距離競技場です。1997年にはサッカー場としても整備され、特に冬季には多くの競技が行われます。

施設内容

• - 夏季: 2面の天然芝サッカー場（105m×68m）、630mのローラースキーコース
• - 冬季: 25kmのクロスカントリースキーコース（幅6m）、4.5kmの歩くスキーコース
• - 駐車場: 100台収容可能

最寄駅は札幌市営地下鉄福住駅で、福住バスターミナルから北海道中央バスを利用し、「白旗山競技場入口」で下車後、徒歩でアクセスできます。

白旗山都市環境林

白旗山の麓に広がる自然観察の森では、約4kmの散策コースが整備されており、誰でも気軽に自然を楽しむことができます。この森林エリアは、850,000平方メートルの広さを誇り、冬季間にも散策が可能です。

施設内容

• - 白旗山森林活用センター: 管理事務所で、開館時間は8時45分から17時15分（毎週木曜及び年末年始は休館）。
• - 休憩所（シェルター）: コース内に位置
• - トイレ: コース内に設置
• - 駐車場: 利用可能

アクセスは、札幌市営地下鉄福住駅からバスに乗り、「アンデルセン福祉村1丁目」で下車後、徒歩20分となります。

有明の滝自然探勝の森

白旗山の麓に位置する自然探勝の森には、約6kmの散策コースがあり、有明の滝（落差13m）や有明小滝（落差5m）を観賞できるスポットもあります。面積は830,000平方メートルですが、冬季は閉鎖されます。

施設内容

• - 休憩所（シェルター）: コース内にあり
• - トイレ: コース内に設置
• - 駐車場: 利用可能

最寄駅は、札幌市営地下鉄福住駅からバスで「三滝の沢」で下車、徒歩1分圏内です。

札幌ふれあいの森

白旗山の近くには、ふれあいの森という約6kmの散策コースやキャンプ場など、多様な施設がある広大なエリアもあります。この森は、122万平方メートルにわたり、自然を楽しめる場所として親しまれています。

施設内容

• - ふれあいセンター: 管理事務所（開園時間：9時00分-17時00分、月曜は休館）
• - 木工クラフト教室、陶芸教室、芝生広場、遊水路
• - 休憩所（シェルター）、キャンプ場、トイレ、駐車場

アクセスは、札幌市営地下鉄福住駅からバスに乗り、「ふれあいセンター」で下車後、徒歩1分です。

関連項目

• - 2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会
• - 隣接する北海道コカ・コーラボトリングの工場では、白旗山からの地下水を使用しています。

白旗山は、豊かな自然環境を背景にスポーツや散策を楽しむ場として、多くの人々に愛されています。

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