白石豊土

白石豊土：日本のプロボクサー

白石豊土（しらいし とよと）は、1986年3月8日生まれの男性プロボクサーで、福岡県北九州市戸畑区の出身です。彼は協栄ボクシングジムに所属し、福岡県立小倉西高等学校を卒業後、プロのリングに挑み続けました。

早期のキャリア

2005年6月28日、白石はプロデビュー戦に臨み、若木忍との対戦でドローに終わります。その後、同年10月には桃井誉雄に判定勝利を収め、プロ初勝利を手にします。その後も着実に試合を重ねましたが、2006年の第63回東日本フライ級新人王トーナメントの準決勝では村中優に敗れ、初めての黒星を経験しました。さらに、12月にはジェット勇との6回戦でのフルマーク判定勝ちを果たし挽回に成功します。

競技の進展と試練

2007年にはバンタム級で試合を重ね、初めは3連続KO勝利を記録しました。しかし、同年10月31日に行われたKSD杯争奪A級トーナメントの決勝戦で後の世界王者・山中慎介に敗北を喫します。続いて12月には冨山浩之介との8回戦でも判定負けを喫し、連続して2つの敗北を経験しました。

2008年からはスーパーフライ級に転向し、4月21日にハヤブサ神谷との8回戦で勝利を収め、連敗をストップさせます。同年9月にも神谷と再戦し、大差で勝利を収めました。

再起と挑戦

2009年には福本雄基、永安潤之介と相次いで敗れ、日本ランクを失ったものの、10月には奈須勇樹に勝利し、日本同級に復帰しました。2010年には白井一彰との対戦で再起を果たし、勝利を重ねます。

2011年には、赤穂亮とのOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座の挑戦を果たしましたが、TKOで敗れてしまいます。翌年には杉田との再起戦で勝利をおさめ、7月には石川貴章との試合でTKO勝ちを記録しました。

大舞台での挑戦

2013年には神戸で日本スーパーフライ級王座に挑戦し敗北、同年6月にはメキシコでNABFスーパーフライ級王者との試合でまたもやKO負けを喫します。しかし、2014年には福本と対戦し、連敗を脱出しました。2015年には中川健太との8回戦で引き分けに終わりますが、2016年に赤穂亮と再度対戦し判定負けを喫し、最終的に引退を表明しました。

結果と業績

白石豊土の戦績は、38戦中25勝、10敗、3分、12KOというもので、最高ランクはWBC世界スーパーフライ級で18位、日本・OPBFスーパーフライ級で1位に輝きました。彼のボクシング人生は数々の挑戦と試練に満ちており、その努力と成績は多くのファンに感動を与えています。

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