盛岡東警察署

盛岡東警察署について

盛岡東警察署（もりおかひがしけいさつしょ）は、岩手県警察が所管する16の警察署の一つであり、県内で最も大規模な署の一つです。この署は、盛岡市の治安を守る重要な役割を担っており、署長は警視正が務めています。また、署の識別章の所属表示は「SA」となっています。

基本情報

• - 所在地: 岩手県盛岡市内丸3番40号
• - 管轄区域: 盛岡市内で、盛岡西警察署の管轄区域以外の地域
• - アクセス: JR東日本およびIGRいわて銀河鉄道の盛岡駅から、盛岡バスセンター行きのバスで「県庁・市役所前」で下車し、徒歩1分の距離にあります。

沿革

盛岡東警察署は、1986年11月1日に設立されました。この設立は、盛岡市西部の人口や交通量が急増したことに基づいています。そのため、当時の盛岡警察署から「岩手県盛岡東警察署」という名称に改称されました。2016年には、紫波警察署の管轄だった盛岡市の旧都南村域全域が当署の管轄に移され、関連する幹部交番や駐在所が当署に統合されました。さらに、2017年には飯岡駐在所と流通センター駐在所が統合され、新たに飯岡交番が開設されるなど、組織の変革がありました。

組織構成

盛岡東警察署は、以下のような多様な部署で構成されています：

• - 署長（警視正）
• - 副署長
• - 地域官
• - 刑事官
• - 交通官
• - 地域第一・第二課など、様々な専門官が配属されています。また、生活安全課や事件捜査係、警備課などもあり、地域の治安を確保するために各分野で活躍しています。

パトカーに割り当てられた所属コードは「東（+号車番号）」であり、これは署の識別に役立っています。

交番・駐在所

盛岡東警察署管内には、幾つかの交番や駐在所が設置されており、地域住民の安全を担保しています。例えば、見前幹部交番、飯岡交番、上田交番などがあり、各交番にはその地域の治安維持のための若干の隊員が常駐しています。沿革においても、多くの交番が新設や改築され、地域住民により良いサービスを提供するための努力が続けられています。

特筆すべき事例

2002年には、老朽化した庁舎が建て替えられ、新たに非常用ヘリポートも設置されました。この施設は、岩手・宮城内陸地震や東北地方太平洋沖地震の際に、救難活動に寄与しました。また、毎年9月下旬には、盛岡のラジオ局と共同で制作した交通安全に関する特別番組が生放送されるなど、地域貢献活動も積極的に行われています。

免許更新手続き

運転免許の更新手続きは、特定の署でなく、盛岡運転免許センターで扱われるため、地元住民には注意が必要です。各種手続きについては、依然として各警察署の窓口で行うことが可能です。

まとめ

盛岡東警察署は、地域の治安を守るために多様な活動を行っています。組織の効率化や地域密着型のサービスを通じて、住民の安心・安全を確保するために不断の努力を続けています。

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